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英会話との闘い [英語]

2007年5月16日

Bostonに来て半年があっと言う間に経過したが、来てすぐの「何を言っているのかさっぱり解らない、全く見当も付かない」と言う状況から脱しつつある。

英語会話の習得というのはこれまでの人生で、スキー上達のパターン、とても類似していると思う。

10年以上前、初めてのスキーに連れて行ってもらったが、ちょっと斜面が急になると全く滑れず、ましてやコブ斜面ではスキーを担いで斜面を降りていったものだ。自分にはスキーは無理、普通に滑れるまでにはどれほどの年月を要するのであろう、と思っていたが、人に連れられながらも年間5−10回スキー場に通っていると、なんとかなった。上手い下手はあっても、所詮みんな滑っているのである。

英会話もみんなしゃべっているのだ、と考えると何とかなるものだ。

英会話学習法に、ひたすら構文や会話文(使える表現)を覚える方法があるが、これは応用が効かないし、会話パターンからはずれると終わってしまう。すなわち、これでは会話は成立しない。

確かに、超典型的な表現は覚える必要があるが、それらは本一冊を覚えなければならないほどは多くない。

無数の英語会話学習法がある中で、人それぞれの方法があってしかるべきであるが、この6ヶ月で実感したことは語彙力、しかも聞こえる単語を増やすことが大切であるということ。

聞き取れる単語が増える
   ↓
キーワードを捕らえられれば、推定ながら言っていること(話題)が把握できるようになる
   ↓
聞こえるキーワードが増えれば、それらをつないで文章で聞こえるようになる
   ↓
相手の言っていることから多くの表現を取得でき、話せるようになる

単語帳から覚えた単語よりは、より実践的に会話の中で出てきた単語を、その発音で覚えなければ結局は聞こえない、使えない、になってしまう。

言っていることが解らない段階では、それを聞き返しても解らないし、なにが解らないのか解らないので結局解らない。しかし、文章で聞こえるようになると、解らない単語は、その場で聞けるし、話の流れは解っても、その文章や単語だけ解らなければ、その場で聞ける。

残念ながら、まだこの段階には至っていないのであくまで推測だが、おそらくこうなってくると、加速的に次から次へと英会話を習得できるようになるのだと思う。

そして次の段階で重要になってくるのが、発音。

勤務先では、半年も一緒にやっていると周囲も日本語的英語発音に慣れてくれて、最近では発音に気を遣わなくても、こちらの言いたいことを把握してくれている(と思う)。

ところが、新しく入ってきて、日本語英語など聞いたことのない人に対しては、簡単な単語でも通用しない。early, rare, bird, birthday, bore, river、、、、。

「R」の発音は難しい。

先日も会議の中で「robust(強固な)」を連発している人がいて、単語の意味がわからなかったので辞書を引いていたが、間違えなく「L」の発音と思っていたので、いつまでたってもその単語が見つからなかったことがあった。

その点、幼稚園や小学校で生きた英語を聞いている子供達の発音は美しい!単語をスペルで覚える前に、音で覚えているので惑わされることなく、とてもクリア。

さすがに知っている単語数が違うので、会話についてはまだまだお父さんお母さんの方が上だが、このリードもあと一年持つかどうか???


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コメント 2

コーぷりん

なるほど、私も早くそのレベルに到達したいです。
単語を増やすのに集中してみます。
by コーぷりん (2007-05-17 21:50) 

nozawa

コーぷりんさん、
一時期ちょっと伸びたと思ったのですが、最近また停滞しています。
タイトルにもあるように、毎日が闘いです。
by nozawa (2007-05-19 20:15) 

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