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実験室立ち入り検査とESL [英語]

2008年6月16日

ようやく放射性同位元素(RI)取り扱い実験ができるようになって2ヶ月、州の検査官がやってきて立ち入りの定期検査をする言う。

RI実験自体は、制限された実験室にて酵素活性や受容体結合などを測定するなど日本でも行ったことがあり、必要以上の意識はなかった。

ここでも日本同様、RIの取り扱いは厳しい規制があるが、使用許可が下りて早速の査察には少々驚いた。事故を起こす前の早めの検査という意味合いか。

IMG_5258.jpg

日本の検査パターンでは、通常書類検査が中心と思われ、これまで実験者として検査官から質問を受けることはなかったが、今回の立ち入り検査ではその質疑があるという。

しかもこの2ヶ月間でRI実験をしたのが「自分1人だけ」ということで、必然的に集中尋問を受ける形となることは容易に想像できる。

今回はただの英会話ではなく、RI試験検査官が相手ということで、ちんぷんかんぷんの返答は論外として、適確な説明ができないと使用許可の中断もあるかも…と、RI取り扱い責任者のHenryが脅しにかかる。

この日は朝から立ち入り検査の予定になっているが、実験室にいるとすぐに呼び止められそうなので、嵐が去るまでデスクでデーター整理をしておとなしくしていることにした。

しかし、そんな期待も土砂崩れ、デスクにいてもご指名がやってきた。

見事な集中砲火である。RIを用いた場合の実験手順、万が一汚染した場合の対応、RI実験のためのトレーニングはいつどのような形で受けたのか、RI使用記録の付け方と保管場所…

幸い審査官が心優しい人であった。英語がよく分からない日本人と思ったはずで、ゆっくり話してくれたことはもちろん、説明に戸惑っていると正解を誘導する質問をしてくれたりと、大いに手助けしてくれた。

この日は、その他にも書類検査や実験室査察、汚染チェックも同時に行われ、即日「合格」の案内を戴いた。

まだまだ英語の勉強が足りないようだが、最近「ESL podcast」が面白い。毎回20分程度の音源をダウンロードしてiPodで聞くのであるが、会話を中心としたエピソードに続き、その内容、単語、背景などの解説がすべて英語で行われる。

特に、難しい単語や熟語の意味を他の英語表現で解説してくれ、即ち英語表現を使って英語を理解するにはとても良い。また、日本人だけを相手にしているのではなく、いわゆる世界中のESL(English as a Second Language)学習者を対象にしているので、その中でやっている気にさせてくれる。

iTunes storeでもPodcastingの上位にランクされ、人気の程が伺える。これらのプログラムは基本的に無料で、100以上のエピソードが聴き放題!

これまで英会話の教材やプログラムは幾つか試してきたが、「ESL podcast」は中級レベルとしてなかなかお奨めである。
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