古河はなももマラソン2018〜昨年に続き自己ベスト [ -古河マラソン2018でサブ3]
2018年3月11日
今回も昨年と同様、「サブスリーならずも自己ベスト更新」としか言えず、またまた大目標は未達となってしまった。
それでも、昨年より57秒の短縮で、ついに3時間1分台に突入し、いよいよ来年こそは!という体勢に。
この一年の練習でも、これまでに無い内容であったため、この流れで来季もチャレンジできそうだ。
今年は嫁に加え長男も応援に駆け付け、必勝体制。
スタート時は、気温5℃、曇り、微風と、太陽が出ていない分、昨年以上の好コンディション。
今日この日にサブスリーを出せ!と、本日の天候に催促されているよう。。。
今年で2回目の参加ということで、スタートまでは順調に。
家族を連れて、車で1時間の古河へ。
スタート後の応援までm、家族は車で待機。
お父さんは、歩いて10分ほどの会場へ。
今回のサブスリーへの通過時刻のチェックポイントは3箇所。
1)中間点で、1時間30分00秒
2)30km地点で、2時間07分30秒
3)39km地点で、2時間46分00秒
いずれもイーブンペースが前提。
スタート後の混雑は昨年ほどではなく、速やかに4分15秒/kmの安定走行へ。
1週間前の10kmレースペース走では自然と4分10秒/km前後でいけたこともあり、かなり余裕のペース。
そして、何となく流れの中でサブスリー集団に取りこめれるようになり、10km過ぎの給水でスポドリを取る。
この後、コースは緩やかな下り→上りが2箇所有って14km過ぎで折り返し。
ところが、折り返した途端早くもペースが乱れ、意識しないと4分15秒/kmについていけなくなり、心理的に大きく動揺。
早くもギアを1速あげる。
16km過ぎのセブンイレブンの交差点を左へ。
少し路面の悪い道路が1kmあまり続くが、すぐに幅広道路へ。
無風なのか、時折正面からの風が気になる程度。
ここでの緩やかな下り→上りは難なくクリアし、サブスリーへのチャックポイント(1)中間地点へ。
通過タイムは、1時間29分32秒と、サブスリーへは28秒の貯金。
15km付近ではペースダウンの危機が有ったが、ここにきて復調。
総和中北交差点の2回目の通過後、25kmへの折り返しへ向う。
昨年はここで脚に不安が発生し始めたが、今回はまだ大丈夫。
ただ、やや空腹を感じ焦りながら、手持ちのアミノバイタルジェルを投与。
折り返してからの下り→上りも、ペースを乱さないように注意して慎重に進む。
3回目の総和北交差点を左折し、30kmの折り返し地点へと南下する。
ここから少しずつ両脚に負荷を感じ出すが、30kmまでは余裕を持っていけそうで、この感覚は昨年の同地点比較でも上回る余裕感。
サブスリーチャックポイント(3)の30km地点へ。
2時間7分15秒と、貯金は15秒に縮まるも、1月の東京30kのタイムと全く同じ。
でも、余裕度は今日のほうが大きい。
この時点で、実感として少なくとも35kmまでは4分15秒/kmペースで行けそうな感覚。
遂に、サブスリーをこの日達成か! との思いが強くなっていく。
30kmを折り返し、10-20m先に10名程度の集団が見えたので、そこに食いついていこうとわずかにペースを上げてみる。
1kmくらいで追いついたが、GARMINのペースは4分11秒/kmを示し、少し上げすぎたようで慌ててペースダウン。
一方、せっかく集団に追いつくも、なぜかたちまちばらけてしまい、せっかくの目標を失い、ここで無駄な力を使ってしまった感が有る。
この残念感が影響したのか33km地点で、脚、特に左足へのダメージが明確になってきて、これ以上ペースが上げられなくなってくる。
35km手前で遂に左足が破綻。腿の裏が攣り傾向に。。。
心配していた左足は、やはり弱点だったようだ。
それは昨年末の左アキレス腱痛。
その時は幸い1週間程度で痛みは引き、練習へのダメージは最低限と思われたが、練習には影響がないながらも、勝負レースのギリギリのところではわずかな点から綻びが生じるものだ。
35km手前でペースダウンし、35kmの通過タイムは、2時間28分47秒と、2秒の借金。
これ以上、1秒もペースを落とせない状況へと、30km地点の楽勝ムードから、わずか5kmで一気に急降下。
この左足の状況を考慮すると、ここでサブスリーはあえなく断念。ペースの維持は到底無理。
目標を自己ベスト(3時間02分01秒)更新へと切り替え、無理をしてペースを維持してゴール前で急失速するのではなく、軟着陸を選択。
今回、サブスリーから自己ベスト狙いへのこの切り替えは、未練無くスムースに移行した印象。
とは言え、昨年の35km通過タイムより、約1分上回っているが、自己ベストへは決して油断は出来ない。
左足の負担が、それを補強しているであろう右足への負担増へと転嫁されるのは時間の問題だ。
ゴールまではあと7kmある。
自分のペースが落ちてきているのは、周囲のランナーとの差でも明確で、先ほど35km手前でとらえた集団3名くらいに、ここであっけなく抜かれる。
良いペースだし、彼らはサブスリーだろう。。。
左足の痛みは、それを代償した両ふくらはぎの攣りとして現れてきた。
ここで、最終チェックポイント(3)39km地点へ。
すでにサブスリーはなくなっているが、自己ベストへGARMINを確認すると、2時間46分45秒。
昨年より1分速いタイムでの通過。
同時にサブスリーへは1分の借金。
一方、自己ベストへは1分の貯金。
残り3km全速力モードへ。
両脚が局所的に攣り出して、ペースアップはただでも苦しい。
40km通過はもうGARMINを確認することなく駆け抜ける。
そして家族応援ポイント40.5kmへ。
ここで、今回のラストスパートへの秘密兵器を投入!
これが効いた!
長男が走りながら手渡してくれたが、3-4呼吸くらい吸い込むと全身が楽になる感覚
またしばらく走って吸い込む。
これをゴールまで5回ほど。
最後、陸上競技場に入る手前で2時間59分、との声が聞こえ、自己ベスト更新を確信。
すぐにトラックに入ると張り替えられた青いフィールドがまぶしい。
このトラックを3/4周。最後3人くらい抜かしたと思う。
3時間01分05秒 (前半:1時間29分32秒、後半:1時間31分33秒) ペース4分17秒
今回もサブスリーはならなかったが、2011年に3時間07分43秒を出してから意識し出して7年。
サブスリーへのたった7分43秒をなかなか切れないが、まだその間を少しずつ詰められている点は良く続けられていると思う!
サブスリーまでの1分05秒とはどのくらいの差なのか?
今回ラスト2.195kmのペースは、4分21秒/km
と言うことは、およそ、250m。目先に見える距離。
あと250m先を走っていればサブスリー達成。
最後トラックを3/4周させられたが、バックストレートに入ったくらいで3時間が経過した計算。
昨年の本大会とのラップの比較。
興味深いのは、昨年にも増して安定した序盤のペース。
4分14-15秒/kmでふらつかず、直線が引けるようなグラフ。
坂道インターバルなどスピード練習の成果だろうし、今回序盤で体力を温存できたのは大きい。
グラフを見ると、35ー40kmのわずか5kmさえ4分15秒/kmを維持できていれば、サブスリー。
一方、序盤をもう少しペースを上げてできるだけ貯金をつくり、後半失速は読み込み済みで貯金を使っていく走りも想定できるが、来季への課題としておく。
そして、フルマラソン完走後、GARMINによると3000kcal以上消費した体には、家族とともに古河市内の佐野ラーメンの名店、藤屋へ。
昼の部閉店間際の2時過ぎの到着。
ラーメン三人前と餃子。
麺が丼深くまで確認できるくらい透き通りながら、しっかりとダシの効いているスープ。
手打ちの縮れ麺はデロ。
口に入れると、かみ切る前にとろける感じ。
完飲完食でご馳走さまでした。
自己ベスト達成おめでとうございます。
Goま君が酸素を手渡してくれた場面のくだりでは涙が出そうになりました。僕も野澤さんくらい努力したら家族も応援に来てくれますかね。
箱根駅伝の東洋大が「その1分を削り出せ」というスローガンで取り組んでいたのを思い出します。1分、1分、縮めるというより削り出すものなんですよね。
縁あって僕は三重に単身赴任することになりました。向こういつジョギングを始められるかわかりませんが、何とかしたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
by S (2018-03-25 11:39)
Sさん、
コメントありがとうございます。
この度は三重県に行かれてしまうとのこと、寂しくなりますね。
三重県は山が多そうで、トレーニングがてらトレイルなどを始めてはいかがですか。公私にまだまだ頑張ってください!
昨年中止になった横浜マラソンは、今年は走るのですか?優先枠が有るみたいですから、是非チャレンジしてみてくださいね。
by nozawa (2018-03-28 00:04)