病院見学ツアー〜筑波メディカルセンター病院 [生活]
2012年6月17日
近所の病院が主催の院内見学ツアーの申し込みがあった。年2回程度開催されているという。
競争率も解らず申し込んでみると、見事当選。
どうやら、地域住民に病院の機能を知ってもらうと同時に、本ツアーの様子は地元テレビで放映されるなど、病院の広報的役割を期待しての開催のようだ。
病院としては約400床程度。手術は年間約2700例。
今回のテーマは、「心臓手術について〜冠動脈バイパス手術」
最近の天皇陛下の手術などで話題性豊富。
バイパス手術は年間150例程度と、この辺では多い方。
当日は朝9時の集合。一般参加者26人。
まず病院長による病院紹介。続いて、バイパス手術の講義。その後、手術室内やICU室の見学やリハビリテーションの実演。
手術ばかりに注目が行ってしまっていたが、驚いたのは、術後のリハビリであった。
これまでは手術が終われば、病院ベッドに寝ているだけで、そこそこ元気になれば退院、という理解。
ところが、術後は麻酔が覚めた直後から、心臓への負担を減らすために、患者をベッド上で横にさせたり、翌日からは1分歩行などが始まるという。
このリハビリを行うのと行わないのでは、術後の回復や長期予後が全く異なるようだ。
昼食は病院食。テーマが循環器疾患だったので、この日は低塩食。サバの立田揚、低塩とは言えレモンを使うなど、あまりそれは実感しなかったが、揚げてあったので食べやすかった。しかしながら総カロリーが500kcal程度だったので、すぐにお腹が空いてしまった。。。
最後は医療スタッフとの意見交換会が約1時間。参加者4ー5人とスタッフ3ー4人でグループになり、今回の感想や病院に対するコメントを出しあった。この辺は医療現場の人が今回のツアーで収穫にしたい点であろう。
当病院は、地域の関連病院との連携が充実しているようで、なんと患者の66%が紹介状による診察にやって来るという。
風邪や下痢などの比較的軽い症状であれば、かかりつけ医を活用し、病院では重症度の高い患者を診察する傾向は評価できると思う。また、平均入院日数も3週間程度で、退院後も関連病院とのつながりが強いようだ。
手術室での集合写真や、記念品などをもらって、3時過ぎには帰宅。
毎回人気のようで、初回参加者が優遇されるようであるが、機会があれば2度3度と参加したいツアーであった。
つくばフェスティバル2012 [生活]
2012年5月12日
つくば4大祭りの一つとして盛り上がりを見せる。(残り3つは、夏祭りと梅祭りと、あとは。。。)
駅前では、各種イベントが分刻みで演じられていく。
出店も豊富。つくばならでは、国際色も豊か。長男は、インターナショナルスクールの出品していた分厚いペーパーバックを購入し、喜んでいた。
竜巻被害直後ということで、復興支援も兼ねている模様。
茨城のヒーロー、イバレンジャーは、ちょうど被災地のがれきを片づけて、ここ特設スタジオに駆け付けてきたという。
結局、出店でビール、生ハム、串カツを食べて終わってしまったが、フェスティバルの主旨は「科学体験や国際交流」であったようだ。
2012花見〜最終日 [生活]
2012年4月22日
ここつくばでの花見は、先週末で終了。
と思っていたら、昨日のjogの最中に見つけた、近所にしぶとく頑張っている桜の木が数本あったので、最近入手した「緑川」を持参しての花見。
当たり前ではあるが、青空の下、公共の場でも堂々と日本酒が飲めるのは、うれしい限り。
もう少し温かくなったら、バーベキューシーズンである。錆びついていそうなので、そろそろ道具の準備でも始めよう。
東の宮カントリークラブ→茨城守谷店 [生活]
2012年4月14日
高校時代の友人と、栃木の茂木にある「東の宮カントリークラブ」へ。
ここは、青木功のデザインで、以前はトーナメントも開催されていたという。
どんな難しいコースかと思えば、バンカーが多い!
まず、ちょうど第一打が飛びそうなところに、左右にあるフェアウエーバンカー。結果、フェアウエーが非常に狭く感じてしまう。
そのフェアウエーバンカーを幸いにしてクリアしても、ガードバンカーが待ち受けている。グリーンの前後、左右に張り巡らされており、アゴも高く、花道も狭いことから、2打目はグリーンをピンポイントで狙わねばならない。
しかしそこは初心者。無理に2打目はグリーンを狙わ(え)ず、2打目はバンカー手前に付けて、3打目で寄せる作戦で押し通す。
写真はまだマシな方。。。
9時50分にスタートしたこの日はあいにくの雨。前日にあわててカッパを7200円で購入したものの、初の雨のラウンド。不安多数。。。
それでも、思ったほどグリップが滑ることもなく、水たまりにボールがはまることもなく、スコアも 53-58 と最近では良い方で終われた。
帰りは守谷まで足を伸ばし、開店直後の茨城守谷店へ。
しかし、すでに店外まで行列が形成されている。
土曜日夜の部はさすがに混んでいる。しかし、開店時に訪問した時の利点として、普段売れ切れの「ブタ入り」が選べる点。
そして、ブタ入り小ラーメン、ヤサイニンニク多め
そのブタ5枚が野菜に埋もれてご紹介できないのが残念であるが、最近の安定したブタ。程よく脂の入った、厚めの柔らかいもの。
ブタ2枚くらいを贅沢に使い、キャベツ多めのクタヤサイを片づける。
麺はいつもの、スープを良く吸うタイプ。
しかしながら、この日はスープがやや単調で、ダシが浅く、後半飽きが来てしまったのは残念。
それでも、ニンニクマシが効いて、半分ほど飲んでしまった。
帰りには、行列がさらに伸びており、最近の人気ぶりが伺えた。
入学式〜茨城守谷店 [生活]
2012年4月7日
長男の中学校生活が始まるということで、入学式に。
総じて退屈であったが、クラス記念写真に親も入ることができたことが、唯一の仕事。
お祝いということで(?)、夜は長男とラーメン二郎茨城守谷店へ。
閉店間際の訪問も、店外行列6人と盛況。
長男との訪問だったので、カウンターで食べるのかと思いきや、2人でテーブル席へのご案内。
少なめラーメン、ウズラ、ニンニク
ここのところの、茨城守谷店の安定した高品質レベルはうれしい限り。
この日も、とろみのあるダシの良く出たスープ。
クタ気味で甘味豊富なヤサイ。
麺はスープを良く吸い、ブタはふわふわで適度なサシが入ったもの。
あっという間に完食。なかなか遠征できない日々が続きそう。。。
人間ドック〜山下達郎ライブ [生活]
2012年4月5日
年に一度の人間ドック1日コース。
昨年はピロリ菌除菌に成功し、かなりの成果。
今年は病院を変えてみたが、ドック専門病院のような盛況。
朝の受付も、7時30分から9時までの時差受付で、合計すれば1日で100人近い受診の様子。平均年齢もかなり高目。
結果はその日の午後の面談にてご報告。メタボリックシンドロームに引っかかりかけたが、今回は無事にクリア。
夕方からは、嫁と中野サンプラザホールにて「山下達郎 performance 2011-2012」。2008年の一時帰国の際、観戦して以来。
東京は桜が8分咲。
少し早めに到着したので、中野の「秋吉」にてお腹を満たす。
どの支店に行っても外さない秋吉の焼き鳥は、適確に管理されている。
予定を5分ほど過ぎて、6時35分からの開演。
中野サンプラザは初めてきてみたが、2000人くらいの狭いホール。前回の宇都宮と同じ。
2階席なのでやや遠く、演奏者の顔は見えない。でも、顔を見に来たわけでないので、問題なし。
中野サンプラザは、山下達郎が若い時から演奏し続けているホールであるので、東京のツアーでは必ずスケジュールに組み込まれる。
しかし、本人のコメントとして、「決して音は良くないけれど、多少演奏時間が延長しても許容してくれるので、気に入っている」らしい。
前半、新しいアルバムに関連した曲を多少入れていたが、中盤からは定番曲が続き、安心して聴いていられた。
「JOY2」には触れていなかったのは残念であったが、「Let's dance baby」はこれからも演奏し続けることを確約してくれた。
第2回社内コンペ [生活]
2011年11月5日
なかなか調子が上がらない、ゴルフ。
今週は、21名参加の社内コンペが「新東京ゴルフクラブ」にて。茨城県にあるのに、なぜか「東京」???
前回5月のコンペにてブービーを引いたため、今回は幹事をご拝命。。。
場所の決定、メンバー募集、組み分け、各種商品をそろえて会場へ。どうやらこのコースはバンカーが多く、かつ一部改修工事中。
幹事の業務に加えコース環境等のため、今回はスコアは期待できない。
ドライバーは前回より良くなったとは言え、アプローチがさっぱり。
57-64の121。
問題は順位。集計してみると、ブービー候補が3人同スコアー。最後は年齢的に勘弁していただき、なんとか次回幹事は回避。
しかし、この半年一向に上達していないなぁ。。。
つくばエキスポセンター [生活]
2011年9月3日
つくばエキスポセンターなる科学博物館らしきものが、つくば市にあるようだ。
夏休みが終わり、閑散期に入ったためか、新聞記事に
「サイエンスショー、深海の世界」
なる広告が目に付いた。
深さ10000メートルの海水に触れたり、その圧力により深海では発泡スチロールが圧縮されてしまったり、を体感できるようだ。
科学博物館が近所にあることすら知らなかった野澤家、まあ行ってみようか、ということに。。。
家族は自転車、お父さんはジョギングで、1.6kmの道のり。
入館後速やかにサイエンスショーに向かうも、実は1日2回のショーの2回目が終了間際!
落胆しながら、しかしせっかく来たので他の展示フロアを覗いてみる。
すると、期待しなかったためか、意外に興味深い展示が続いている。
生物から化学、物理や地学など、遊びながら体感しながら科学を学習できるように出来ている。
さすが、研究学園都市。周辺にはJAXA(宇宙センター)なども存在するので、時間を見て訪問してみよう。
ピロリ除菌 [生活]
2011年8月18日
胃ガンの危険因子、ヘリコバクターピロリ菌感染が判明してから2ヶ月。
この日は、除菌治療成否の判定日。
事前に提出していたサンプルで、便中抗原を調べるもの。直接的で結果は明確。
結果は「陰性」、除菌成功。成人になってからの再感染はほとんどないと言われている。
胃ガン発生の一つの危険因子が取り除かれた。
相良カントリークラブ [生活]
2011年8月9日
夏休みで嫁の実家に帰省時、父とラウンド。
まだまだ慣れない、サービス豊富な日本のゴルフ場。
到着すればゴルフバックを運んでくれ、ロッカールームに温泉付き。カートは自動運転。終われば各クラブを綺麗に磨いてくれる上、バックは出口に先回り。
しかし、この日は暑い。ゴルフごときで汗はかかないと思っていたが、シャツとパンツはすぐにビショ濡れ、汗で変色。
ティーアップすれば、アゴから汗がボタボタ垂れる。
その暑さのせいではないが、スコアは今一つの59-56の115。
前回同様、ドライバーがさっぱりだった。。。
社内ゴルフコンペ直前練習 [生活]
2011年6月17日
先日船便が到着し、80箱を超える段ボールが山積み状態。
ようやくそれらが片づきつつある中、ゴルフクラブセットも到着し、一安心。
その到着を待っていたかのタイミングで、明日は20名くらい参加の社内ゴルフコンペに初参加。
最後のラウンドは昨年11月頃。半年ぶりのゴルフである。
あわてて近くの練習場へ。
日本の練習場は、自動でボールをセットしてくれるサービスの良さ。マットも綺麗。でもネットが気になるところ。。。
半年ぶりにしては、アイアン、ドライバーともまずまずの出来。
雨だけは勘弁願いたいが、明日が楽しみである。
内視鏡検査結果報告 [生活]
2011年5月30日
経鼻的内視鏡検査から2週間。
ポリープの病理結果が報告になった。
良性で全く問題なし。
しかし、この病理でヘリコバクターピロリ菌感染との診断。直接胃粘膜を採取しての観察なので、間違いないだろう。
日本人の50-80%が感染しているという、ヘリコバクターピロリ菌。
胃炎、胃潰瘍の原因としてばかりでなく、最近では胃ガンとの関連も証明されてきている。
速やかに除菌を希望し、治療薬をもらう。
7日間、朝夕2度、それぞれ5錠を飲んで、一ヶ月後に除菌がうまくいったかの再検査である。
人間ドック〜内視鏡的拷問 [生活]
2011年5月16日
4年半のアメリカ滞在時は、まともな健康診断を受診していなかったことから、帰国後直ちに人間ドックにトライ。
普通の健康診断で行われる、血液検査、心電図、胸部X線などに加え、腹部エコー検査および内視鏡を追加してみた。
特にこれらに不安があったわけではないが、約5年ぶりの健康診断のためである。
前夜は9時以降食事はとれず、当日朝食は抜かねばならない。
朝9時半の受付。身長、体重測定から血液検査などと順調に推移。
昼前くらいから、人生初の内視鏡による胃内検査である。この医院は、従来の経口内視鏡ばかりでなく経鼻的内視鏡の経験も豊富だという。
そこで、あの太い内視鏡を口から入れるより格段に負担の軽いはずの、経鼻的内視鏡を希望。
まずは、麻酔を兼ねた点鼻薬を投与後、鼻にアダプター様のパイプを通され、十分に鼻腔が拡張するのを待つこと約15分。ようやく専用室に通される。
左側を下にして横になり、太さ5mmと聞いていたわりには、思ったより太く見える内視鏡ケーブルが右鼻に突き刺さる。当然違和感があるものの、幸い痛みは軽微。
このため、やや警戒心が和らいでしまったことが良くなかったのか、直後に内視鏡がのどを通過する際に、避けることが出来ない激しい嘔吐反射。
内視鏡という異物がのどを無理やり通るためである。内鼻的内視鏡は嘔吐が無いと聞いていたが、どうやらそれはウソであったようだ。
いったん内視鏡が胃内に収まった後は、やや安定期。医師が内視鏡ケーブルを右に左に操作し、粘膜を細かく観察しているようだ。
まずは十二指腸から。問題なし。
続いて、胃内を詳細に隅々まで観察しているためか、医師がケーブルを鼻先でブンブン振り回したり、出し入れしているため、鼻の入り口および内部に激痛が。
途中、胃を膨らますため、胃内に空気を注入するも、それがさらに激しい嘔吐を誘う。
監察の結果、胃内には全体的に軽い炎症を確認。3日前の飲み会の影響か?
おまけに、胃底部に1cm程度のポリープが2個も認められるという。
「悪いものには見えませんが。。。」
と言いながらも、医師は内視鏡下でそのポリープを切り出す。幸いこの時胃に痛み無し。
これで約15分の拷問が終了。
5年ぶりの健康診断とはいえ、興味本位で余計なオプションを付けてしまって、大きく反省。。。
今後、胃の検査はバリウム検査で十分である。万が一バリウム検査で引っかかった場合のみ、やむなく内視鏡受診という展開だろう。
花見散策 [生活]
2011年4月2日
帰国後最初の土曜日に、近所の遊歩道にて見ごろの桜を見物に。
一部散り出した木もあるが、この日は気温も高く、花見日和。
この遊歩道、ジョギングコースとしても良さそう。南北に5kmで、往復すればちょうど10km。
走っている人はチラホラ。。。
ガソリン高騰 [生活]
2011年3月21日
ここ2年ほど低め安定していたガソリン価格が、中東情勢の長引く不安定を受けて、再び上昇している。
燃費の極端に悪い車に乗っている野澤家にとっては、これは痛い。高速走行はそこそこ走るものの、街乗りになったとたんガクンと落ちてしまう燃費。
やはり次はハイブリッド車を本気で考えようか。
謹賀新年2011 [生活]
2011年1月1日
夕方年越し二郎を堪能した後は、友人5家族で誘いあい、First Nightなる年越しイベントに参加。
この日は、昼は10℃近くと暖かい。昼間は、室内会場で歌って踊れるショーやマジック、トークショーで楽しみ、夜はパレードに花火。
この後、カウントダウンまで盛り上がるようであるが、子連れの私たちは花火までで帰宅。
Boston Commonでの打ち上げ花火も、まあ頑張った方。。。
年が明けて、元日。昨年同様早朝から10kレースに参加。長男は5k。
2週前にようやくマラソンの練習を開始したばかりであることに加え、前日は30kmロング走を実施しているので、タイム的な期待はなし。
1200人規模のLowell 1st run。この日も気温12℃と温かい。
走った後は、生バンドを聴きながら、ランチ。
家に帰って、90分LSDだ。
Thanksgiving day〜5kmレースとターキー [生活]
2010年11月25日
America人は家族や親戚が集まって、飲んで食べて過ごすThanksgivingの4日間であるが、野澤家には未だピンと来ない。
空港や高速道路が渋滞し、帰省ラッシュのような様相。
そんな中、近所で開催される5kmレースに家族で参加してみた。
Thanksgivingには、家族でターキーを食べる習慣があるため、このような参加者も。。。
1200人規模のレース。スタート間もなく家族を振り切って自己記録を目指すも、スタート時のラッシュで勢いに乗れず、そのままペースも上がらず、平凡な記録に。。。
家族4人に加え、この日参加した友人4家族もすべてのランナーが完走し、お疲れさまでした。
ピンと来ないはずのThanksgivingであったが、この日の午後友人一家からパーティーに呼ばれ、結局ターキーを頂く展開に。
大きさ約10kg。5-6時間オーブンでジックリ調理。
大人10人、子供10人でも食べ切れず、残りは翌日サンドイッチになったという。
野澤家は明日と明後日も友人宅に呼ばれており、多分もうターキーはないと思うが、「食べ過ぎ飲み過ぎ注意週間」になりそうである。
映画「THE TOWN」 [生活]
2010年11月13日
Bostonは、古いレンガ造りの家々、市内を流れるCharles riverと川沿いの緑の木々、ダウンタウンの高層ビルと周囲の狭い道路など、その独特な街並みから、映画の撮影に良く使われる。
以前Bostonで撮影された映画を意識して観たことがあったが、
「FEVER PITCH」(2005)
Drew Barrymore, Jimmy Fallon
「GOOD WILL HUNTING」(1997)
Matt Damon, Robin Williams
「BLOWN AWAY」(1994)
Tommy Lee Jones, Jeff Brifges
「MYSTIC RIVER」(2003)
Sean Penn
くらいか。
最近たまたまDVDで観ていたのが、
「THE DEPARTED」 (2007)
Leonardo DiCaprio, Matt Damon, Jack Nicholson
大好きなスパイものとして観たのだが、Bostonが舞台となっており、ビックリ!ダウンタウンが主な撮影地になっているようだが、特定できる場所もいくつか。
そこで、他にBostonで撮影された映画がないか調べていると、何と現在公開中、でももう少しで終わりそうな、
「THE TOWN」Ben Affleck主演。
ストーリーは集団強盗もので、ロマンスも絡めた作品。Al PachinoとRobert De Niroが共演した「HEAT」(1995)に近いか。
エンディングには賛否あるところだと思われるが、内容は良く練られていると思う。
内容以上に、当然今回の期待は撮影場所。Bostonと言っても、その隣町のCharlestownが舞台。
Bunkerhill bridge, historical park, Tobin bridgeなどが何度か出てくる。
途中、Harvard周辺やNorth Endのシーンがあった後、Beacon Hillでのカーチェイスは、道路が狭くて坂が多く迫力満点。
終盤、FenwayParkが舞台になるとは予想外!球場内外での撮影シーンは良く知った場所ばかり。
来週末は、球場周辺を散策しながら、映画を回想してみよう。
そういえば、映画の撮影地を意識して訪問したのは、ずいぶん前になるが、Philadelphia。
市内北西にフィラデルフィア美術館があり、この美術館の外観とその前にある階段が、映画「Rocky」のトレーニングシーンに使われ有名になった。
Rockyを真剣に見たことが無かったが、家に帰って復習してみると、まさにこのシーンが出てくる。映画は1976年の公開だから、すでに30年以上経過するが、この階段を駆け上がり、ガッツポーズをする観光客が今でも絶えないという。
ただ、この美術館の所蔵品は大したことがなかった記憶がある。
iPhone 3G 盗難事件 [生活]
2010年9月22日
7月に、財布紛失事件を報告したばかりであったが、今回はiPhone 3Gが盗難に遭ってしまった。
職場からの帰り、辺りが暗くなり始めた夜の8時前。
自宅からほど近く、幹線沿いにあるパソコンショップに立ち寄った。車は道路脇に停め、店に向かう。
10ー15分ほど店内を散策し店を出る。
駐車していた車に近づくと、周囲にガラスの破片が散乱していることに気がついた。
「こんな場所に駐車したかな?」
と漠然と考えてながらドアを開けようとすると、運転手側の窓ガラスがキレイに破損されており、愕然!!
あわてて、社内に放置してあったかばんと財布を確認するも、なぜか無事。
何のための窓ガラス破壊であったのか、一呼吸して車内を見渡すと、iPhone3GがFMトランスミッターと共に消失していた。
いつもは、常に携帯しているiPhoneは、このときは車内に置きっぱなしにしてしまった。車で音楽等を聴くための、FMトランスミッターをつないで、フロントガラス左端にホルダーで固定したままだった。
それをGPSと思い込み、コードごと持っていったのかもしれない。。。
盗難に遭ったiPhone3Gは、4桁のパスワードでロックがかかっているし、持っていっても使えないと思う。それでも念のため、電話回線は速やかに停止させた。
そしてここから面倒なのが、リカバリー作業である。
1、警察への報告
電話が戻ってくるとは全く期待していないし、たぶん、電話回線の停止や再開、車の保険等で届けが必要になると思われたので、第一に報告。電話で被害状況や場所、名前と連絡先を伝えて終わり。最初、市の警察署へ届けたが、被害に遭った場所が幹線道路であったため、州警察の扱いになるらしい。
2、電話回線停止
AT&Tのアカウントからクリック2回くらいで簡単。
3、車の窓ガラスの修理
幸い車両保険に入っていたので、料金はかからない。翌朝、車屋で代車を出してもらってその翌日には修理完了。
4、iPhone3Gの買い替え
今はiPhone4の時代。とは言え、やや高額。iPhone3GSの取り扱いがまだ続いており、$99と格安だったので、iPhone3G→iPhone3GSとアップグレード。通話やデータ通信料金パックは変わらない。
そしてこのiPhone3GSが、3Gと比較にならないくらい快適に動いてくれる。3Gでは、メールの受信、地図検索、あらゆるアプリの立ち上げや文字入力のたびに発生するもたつきが非常にストレスとなっていた。
iPhone3GSなど買う予定は全くなかったため、この軽快な動作の他に、3Gとどこが違うのかまだよく解らないので、これから良く触ってみようと思う。
車の窓ガラスを割られるという、一見派手な被害に遭ってしまったが、ダメージは思ったほどではなかった。かえってiPhone3GSが家族公認で入手できたことは、大きな前進であった。
財布紛失事件 [生活]
2010年7月20日
財布を丸ごと紛失したことに気付いたこの日の午前。
出勤して事務所の入り口を開けようと、カードキーの入っている財布を探したが、車の中もかばんの中も見つからない。
財布の中には、
1、現金$70-80くらい
2、銀行ATMカードとクレジットカード
3、勤務先とアパートの入り口カードキー
4、プリペイド地下鉄カード$20くらい
5、免許証
6、ゴルフ打ちっ放し回数券残り2回分
現金は諦める以外ないが、第3者による悪用を心配せねばならない銀行カードやクレジットカードなどは、速やかに停止手続きを取らねばならないし、再発行手続も面倒だし、かなりへこんだ状態に。。。
思い当たる紛失場所は、近所のドーナツショップ。
朝、出勤途中にアイスコーヒーを買いに訪問。$2.51のMサイズのアイスコーヒー、クリーム入り砂糖抜きを購入し、レジ横の台においてあるストローを取り、それを袋からとり出してコーヒーカップに刺して、店を出て車に乗り込んだ。
財布が見当たらないことに気がついたのが、次に車を止めた勤務先。
ほぼ100%、ストローを取ったときに、左手に持っていた財布を無意識のうちにレジ横に置き忘れたものと思われる。
そこで、すかさず店に問い合わせるも、「届け出無し」という無情な応答。
もう一度車の中を隅々まで探し、一時間後に再度ドーナツ店に問い合わせるも、やはり届け出無し。
遂にこの時点で諦めモード。
まずクレジットカードを止める。これは日本のカード会社なので、電話で本人確認後、ただちに停止処置完了。こちらは、翌日電話にて再発行手続を済ませ、それが郵送されてくるまで待つのみ。
最初の難関は、アメリカの銀行のATMカードである。
念のため、先の日本のカード会社との対応にて、停止手順を把握(予習)したつもりであったが、電話で本人確認等されても、全く自信なし。。。
幸い、職場近くに銀行の支店があったので、昼休みに駆け込む。
免許証も紛失しているし、パスポートやSSNは自宅に置いてきているし、身分証に相当するものは手元に無し。
やはし身分証は必要なのか、事前に警察に届けておいたほうが良かったのかなど、予想される質疑応答を頭の中で英作文して銀行へ。
入り口の受付係にカードの紛失を伝えると、手慣れた様子で奥の部屋に通される。予想通り、本人確認が行われたが、十分な資料が手元にないので、住所や電話番号は当然として、それ以外に配偶者名および現在の口座残高を聞かれて、本人確認完了!こんな簡単で良いのだろうか?
紛失したカードを停止し、新しいカードを作ってくれた。
夕方には、最後の小さな望みを託して警察署に行ってみる。
以前、落としたデジカメを奇跡的に拾ってもらったことがあったが、アメリカでは、落とし物をわざわざ警察に届ける人はいない、と言うことになっている。
やはり、届け出無し。。。紛失した財布には免許証も入っているし、届けがあれば連絡してくれるとのこと。
そして最後の難関が、免許証の再発行。
3年半前に、免許証を獲得する際にお世話になった、いわゆる免許センターに相当する RMV (Registry of Motor Vehicles)に出向かないといけない。
免許証を無くしたことをどのように説明しようか考えていたところ、on-lineでの登録が可能という。
英会話は苦手でも、力強い見方on-line!
基本的に、紛失による再発行という項目はなく、すべて「更新」という考え方。
即ち、免許証の期限が迫っていようが、まだたっぷり残っていようが、更新なのである。更新手続きさえ完了させれば、その日から5年間有効な免許証を発行してくれる。
on-lineで住所、氏名、SSNを入力すれば、すでに獲得している免許証のデーターベースから基本情報を読み込んでくれて、以前の登録情報と変更がなければ、そのまま画面をプリントしてRMVに持っていく。
RMVでは、1時間以上待たされたものの、手続き自体は簡単。
視力検査を行い、顔写真を撮られ、一時免許が手渡され、後に原本が郵送されてくることになっている。
以上、財布紛失による主な手続きが、翌日朝には完了。想像よりも遥かに簡単であった。
と言っても、当然無くさないことが一番である。
参議院選挙在外投票 [生活]
2010年7月3日
昨年8月に引き続き、在外選挙。今回は参議院選挙である。
投票期間は9日間しかなく、あっという間に最終日となってしまい、あわててSouth Stationにある投票所に駆け付けた。
最終日の混雑が予想されたが、午後4時の到着で、締め切りの午後5時まで1時間という慌ただしい中、投票者は自分一人という寂しさ。
一方係員は、案内係2名、投票用紙受け渡し係2名、立会人等2名と、完全に圧倒されてしまう。
投票用紙へ記入する鉛筆の筆音が、室内に響き渡る緊張感。
住所や名前、登録番号などを数ヶ所に記入せねばならず、すべてが完了するまで約10分程度。しかし、新たな投票者は来ない。
こうなると、選挙の行方よりも、在外投票者が何人ほどいるのか、と言う点である。2009年の衆議院選挙ではその数が公表されており、サンパウロやニューヨーク、シンガポールと上海は1000人以上が投票している。
残念ながらBostonは上位20位以下であり、数字が出ていないが、300人以下と低迷しているようだ。
ダブルダッチ優勝 [生活]
2010年4月17日
2本のロープを向かい合った2人で回し、それを1〜2人が飛ぶ縄跳び、ダブルダッチ。
長男が基礎から教えてもらったのが半年以上前。その間日曜日夕方に練習。
今回、MA州の大会に出るに当たり、直前では毎朝練習し、かなり気合いが入った大会になった。
規定とスピードとフリースタイルの3種目で得点を競いあう。
その大会で長男チーム4人が、クラス別でMA州で優勝した。ミスの無い競技が評価されたようだ。
チームメンバーや指導者にも恵まれ、良い環境であったことは間違いない。お疲れさまでした。
Boston Tea Party [生活]
2010年4月14日
前のアラスカ州知事であり、共和党の副大統領候補であった、PalinがBostonにやってきた。
Obama大統領の政策批判キャンペーンで、全米47都市を20日間で回っているようだ。
批判の中心は、先日成立した医療保険改革法。これを高所得者への課税負担増、税金の無駄使いと一蹴。
会場のBoston Commonには、5000人を集めた。
なんでも、このツアーのタイトルが「Tea Party Express」
写真はBoston Globeより
Americaの確定申告締め切り日前日に、Boston Tea Partyで知られる地を訪問することになったのは、Palineの作戦か?
Tea Partyと言えば、いわゆるボストン茶会事件が頭に浮かぶ。
名前くらいは聞いたことがあるが、世界史にめっぽう弱い野澤家においては、
「ボストンの喫茶店でお茶を飲んでいるところを、どこかの要人が襲撃された事件」
程度に思っていた。
ところが、大きな勘違い、いや無知、いや勉強不足。
Wikipediaによると、1773年、イギリスのアメリカに対する税制に関する植民地政策に怒った植民地人が、Boston港に停泊していた船荷である紅茶箱を大量に海に投棄して、怒りをあらわにした事件。アメリカ独立革命の象徴的事件と位置づけられているという。
そして朝のニュースから丸一日経過してようやく気がついたことは。。。。
今回のPalinによるObama大統領および民主党批判の主旨である政府税制政策と、Tea Party事件の一つにきっかけとなったイギリスのよるアメリカ植民地への増税課税政策とを、実は関連させていたこと。
America人はもちろん、普通の人は最初から解っていることであろうが、今回は歴史の勉強になった。
花見〜2010 [生活]
2010年4月10日
Boston生活が長い人も、こんなに早いのは初めて、とのこと。
昨年は4月26日の花見開催を思うと、2週以上早く、桜が満開。
慌てての花見大会となった。
今年は唐揚げ弁当。
ここCambridgeの花見サイトは既に散り出している。今日の最高気温16℃も、この時期にしては温かい。
毎年、Boston marathonの疲れを癒すための花見が定着していただけに、かなり調子外れである。
ニューイングランド日系企業懇話会 [生活]
2010年3月19日
本懇話会は、普段は内輪での勉強会が中心の活動内容のようであるが、今回は著名な先生の講演ということで、一般に公開された。
飯島澄男先生は、現在産総研センター長等を務め、30年以上前から高分解電子顕微鏡を用いてナノ構造体を解析し、特に、1984年の金超微粒子の構造の揺らぎの発見、1991年のカーボンナノチューブの発見などにより、ノーベル化学賞・物理学賞の有力候補として注目されている。
当日は約100人の、主に企業からの参加者があり、講演は誰でも興味を引く基礎的な内容からやや高度な内容まで幅広いものであった。
最近文化勲章も受章されたということで、天皇陛下とのやりとりもユニークに紹介されていた。
企業人の集まりであるので、最終的に先生の技術や研究成果がどのように産業応用されるのかが注目されたが、NEC特別主席研究員も兼任されていることから、Drug Delivery Systemやカーボンシャフトへの利用を示唆するにとどまり、興味のある具体的な提示は非常に限定されるものであった。
大雨洪水警報 [生活]
2010年3月15日
丸1日雨が降り続けることが珍しい、ここNewEngland地方にあって、今週末は土曜日から月曜日まで三日間連続で雨が降り続いた。予報では、雨量としては大したことはないはずであったが、かなり大粒の雨が降りしきっていた。
堤防、水路などの洪水対策は大したことが無いためか、各地で洪水、木々の倒壊が報告された。
特に三日目、月曜日の朝の通勤時間帯には、地下鉄レッドラインやブルーラインの電線が倒れた木で切断され、一部不通になったり、Boston西部のWaltham周辺では道路に浸水、特にroute128のICが水浸しで通行止めに。
幸い野澤家には直接的な被害がなかったものの、勤務先では通勤にいつもの倍以上の時間を要するメンバーが散見された。
写真は職場の近くの、いつもは駐車場となっている敷地。
写真右奥手、柵の向こうには小川が流れているのであるが、ここから水があふれ、一面水浸しに。
しかし、これ以上水が増えることはなく、午後から引き始めため、大事は至らず。
大雪の場合は、除雪車がどこからともなくやってきて、周辺道路をあっという間にきれいにしてくれるが、水があふれたらどうしようも無いようだ。
Massachusetts州上院議員補欠選挙 [生活]
2010年1月19日
J.F.Kennedy元大統領の弟で、昨年夏に亡くなった民主党のEdward Kennedy Massachusetts州上院議員補欠選挙投開票が、この日行われた。
民主党のMartha Coakley、共和党のScott Brownの一騎打ちとなっていた。直前の世論調査はほぼ互角。
民主党Obama政権発足から約1年。期待の「医療保険改革法案」がボロボロになりながらも大詰めを迎えている中、Obama政権の信任投票とも位置づけられている。
また、故Edward Kennedyが半世紀近くにわたり守ってきた民主党議席であるが、Coakley氏が破れれば、上院安定多数の60議席に一議席足りなくなってしまい、今後の法案成立は不透明に。
夜8時まで投票が行われ、即日開票。
2時間ほどで結果が報告され、116万票:105万票で共和党Scott Brown氏の勝利宣言。
最近のObama人気の低下を反映した結果となった。「医療保険改革法案」の行方に注目である。
Brown氏(左)とCoakley氏(右)、Boston Globeより
旧同僚と再会 [生活]
2009年11月17日
Boston市内で開催されている学会に参加していると、約一年前に会社を去った同僚とバッタリ再会.
直前の演題で、acknowledgmentにドカーンと名前が載っていたので、来ているのかなとの予感はあったものの、会場出口で変わらぬ姿を確認.
現同僚らもいて.ちょうど昼休みだったので、自然と昼食に向かう流れに.
ウチでは、発表できるようなネタはまだ無いけれど、彼のところでは仕事の流れがとても速く、テーマが着々と進んでいくと言う.
最近の様子を聞いてみると、子供がちょうど一歳になって歩き出し、super cuteな写真を見せてもらったり、野澤家の滞在期間が長くなったことに少し驚いていたり、仕事は極めて順調で薬のタネが見つかったようだし、クリスマス休暇には南国への旅行を計画しているなど、以前と変わらぬ早口で一気にしゃべりまくる.
車はまだ旧型のままだとは言っていたけれど、私たちに対する彼のせめてもの思いやりのように聞こえた.
彼一人の仕事で薬を見いだしたわけではもちろん無いと思うが、大きく前進した後ろ姿を見送った.
Halloweenと冬時間 [生活]
2009月11年1日
昨日はHalloween.
子供たちは案山子とGIジョーになって外に出かけたけれど、お父さんは腰痛発生で自宅待機.
そして今日から冬時間.1時間長い日曜日となった.日本との時差は14時間.
紅葉も終わり、あとは雪に埋もれる冬を待つばかり...
衆議院総選挙、在外公館投票 [生活]
2009年8月19日
2年前の参議院選挙の際、在外選挙人名簿に登録して獲得した在外選挙人証を、ようやく活用できる日がやってきた.
衆議院総選挙が18日に公示された.主な投票方法は、先の在外選挙人証とパスポートを持参し、在ボストン総領事館に出向いて投票すると言うもの.
18日の公示に対して、在外投票期間は19日ー22日の4日間と極めて短い.これは2年前に示したように、開票までに投票用紙の日本への空輸に十分な時間が必要なためである.
投票日初日に投票所である総領事館まで出向いてみると、非常に目立った看板が設置されていて、すぐにそれと分かった.
14階まで上って投票所の扉を開けると、左側にはいわゆる4人の立会人を含む事務員が座って、こちらを待ち構えていた.
他に現場監督人らしき総領事館職員が一人いらっしゃり、なんとその方が知り合いで笑ってしまった.お陰で投票申込書や封書への記入について丁寧に説明いただいて助かった.
それらと引き換えに、比例区と小選挙区の投票用紙を受け取り、見覚えのあるアルミ製の仕切りの付いた記入書へ歩いていく.鉛筆で、比例区そして小選挙区の各用紙に、党名および個人名を記入していくが、周囲があまりに静かで、鉛筆の走る音が室内に響いている感じがする.
書き順を変更させるなど、なぜかカモフラージュをしてしまう.
その後、記入済みの投票用紙を各封筒に封入したものを係員に手渡して、投票完了.投票箱は無い.
先の知り合いの総領事館員と少し話したが、投票率は初日はまずまずの出だし.4日目が土曜日なので混雑を予想しているとのこと.
さあ、あとは30日の開票速報が楽しみになってきた.