Super Tuesday 2008 [生活]
2008年2月5日
Superな日が続く最近のAmericaであるが、今回は4年ぶりの大統領予備選挙である。
ニュースでも盛んに報道され、国民の関心も相当高いのだろう。そう言えば日本でも、1月3日のアイオア党員集会の様子が早朝から報道されていた。
職場のメンバーに投票に行ったのか聞いてみると、75%(4人のうち3人)と高投票率。
America大統領選挙の仕組みはややこしい。
共和、民主の両二大政党制なので、両党がそれぞれの推す大統領候補者を選ぶところから始まる。大統領候補者は各州ごとに一般有権者による「予備選」で決まっていく。
そしてこの予備選の期間が長い。1月上旬から6月中旬まで、各州でばらばらと行われていく。当然先に終わった州の勝者が大きな注目を集めることになり、その後の投票に与える影響は大きくなっていき、予備選の期間中にも関わらず、下位の候補者が次々選挙戦から撤退していく。
この長丁場の予備選の大きなヤマ場を迎えるのが、「Super Tuesday」である。この日2月5日は、全米で40%程の州の予備選が集中する。
予備選を経て、8月から9月の各党大会で、正式に両党の大統領候補が決定する。
選出された各党の候補者に対して、2008年11月4日に、予備選に次いで再度一般投票が実施され、大統領が事実上決定する。(実際には、この一般投票はあくまで大統領選挙人を選出し、この選挙人が直接大統領を選ぶことになる)
先ほどの投票率であるが、大統領予備選挙では投票率は公表されないようだ。しかし、各党、各候補者の得票数を合計して(2000万票ほど)、有権者数(2億人程度?)で割ると、10%程度と実はとても低い。
例年一桁台が当たり前の予備選なので、今年の大統領(予備)選挙は盛り上がっていると言えるのであろう。
これでも11月4日の本選では50%前後に跳ね上がるので、大統領選びへの関心はとても高いようだ。
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