政権交代と政界再編〜武見敬三、前参議院議員講演会 [生活]
2009年4月11日
Boston近郊にはHarvard大学やMITなど有名大学が多い事などから、日本からも有名人が来ている事が非常に多い.
今回は、参議院議員(自民)を2期務め、外務政務次官や厚生労働副大臣などの役職を歴任後、現在Harvard公衆衛生大学院の客員研究員である、武見敬三氏の話を聞くことが出来た.
タイトルは「日本の政治の選択肢:政権交代と政界再編」という、総選挙を控えた現在最もホットな話題であろう.
80人程度を集め、90分近くの講演であったが、財務省とマスメディアをうまく使った小泉政治のインパクトから始まり、参議院に過半数を確保している政党がないことによる衆参両院における「ねじれ」現象与える影響、民主党の政権交代戦略と自民党の生存戦略、さらに政界再編は実際に起こるのか、またその意味などについて、日本にいても難しい話題を、簡潔に説明いただいた.
特に、氏の大胆予想、
1、次回総選挙にて自民は議席を減らし、民主は拡大することは、小沢問題が尾を引いたとしても間違いない.
2、しかし、参院の「ねじれ」が存在するために、自民-民主の大連立へと政界が再編されていく.
3、両党の拮抗状態と再編の繰り返しが5−10年続き、最終的には2大政党へと向かっていく.
と言う、中長期先を見た流れについての議論が面白かった.
在外選挙の日が待ち遠しくなってきた.
武見前議員、こられていたんですねぇ~
NYではあまりこういうイベントってないなぁ・・・
by seiji (2009-04-15 12:43)
seijiさん、
nice!とコメントありがとうございます.
武見前議員と言っても、私はこの日始めて知りました.
NYの和田アキ子のライブの方が魅力的ですよ.
by nozawa (2009-04-16 10:14)