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人間ドック〜内視鏡的拷問 [生活]

2011年5月16日

4年半のアメリカ滞在時は、まともな健康診断を受診していなかったことから、帰国後直ちに人間ドックにトライ。

普通の健康診断で行われる、血液検査、心電図、胸部X線などに加え、腹部エコー検査および内視鏡を追加してみた。

特にこれらに不安があったわけではないが、約5年ぶりの健康診断のためである。

前夜は9時以降食事はとれず、当日朝食は抜かねばならない。

朝9時半の受付。身長、体重測定から血液検査などと順調に推移。

昼前くらいから、人生初の内視鏡による胃内検査である。この医院は、従来の経口内視鏡ばかりでなく経鼻的内視鏡の経験も豊富だという。

IMG_1900.jpg

そこで、あの太い内視鏡を口から入れるより格段に負担の軽いはずの、経鼻的内視鏡を希望。

まずは、麻酔を兼ねた点鼻薬を投与後、鼻にアダプター様のパイプを通され、十分に鼻腔が拡張するのを待つこと約15分。ようやく専用室に通される。

左側を下にして横になり、太さ5mmと聞いていたわりには、思ったより太く見える内視鏡ケーブルが右鼻に突き刺さる。当然違和感があるものの、幸い痛みは軽微。

このため、やや警戒心が和らいでしまったことが良くなかったのか、直後に内視鏡がのどを通過する際に、避けることが出来ない激しい嘔吐反射。

内視鏡という異物がのどを無理やり通るためである。内鼻的内視鏡は嘔吐が無いと聞いていたが、どうやらそれはウソであったようだ。

いったん内視鏡が胃内に収まった後は、やや安定期。医師が内視鏡ケーブルを右に左に操作し、粘膜を細かく観察しているようだ。

まずは十二指腸から。問題なし。

続いて、胃内を詳細に隅々まで観察しているためか、医師がケーブルを鼻先でブンブン振り回したり、出し入れしているため、鼻の入り口および内部に激痛が。

途中、胃を膨らますため、胃内に空気を注入するも、それがさらに激しい嘔吐を誘う。

監察の結果、胃内には全体的に軽い炎症を確認。3日前の飲み会の影響か?

おまけに、胃底部に1cm程度のポリープが2個も認められるという。

「悪いものには見えませんが。。。」

と言いながらも、医師は内視鏡下でそのポリープを切り出す。幸いこの時胃に痛み無し。

これで約15分の拷問が終了。

5年ぶりの健康診断とはいえ、興味本位で余計なオプションを付けてしまって、大きく反省。。。

今後、胃の検査はバリウム検査で十分である。万が一バリウム検査で引っかかった場合のみ、やむなく内視鏡受診という展開だろう。

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