第26回チャレンジ磐梯吾妻スカイライン [ジョギング]
これも、ウルトラマラソンの楽しみか。。。
風も強くなってきた。この上りに風が加わると、なかなか前に進めない。
また、周囲には各所に噴煙箇所が見られ、硫黄臭も立ちこめている。
「硫化水素危険。車の窓は開けないように!」
との立て看板。ノーガードで走っていて大丈夫か?
さらに風が強まる。
汗に濡れたシャツが冷えて乾いていく。
後半、お腹が冷えないだろうか?
頂上まであと1km。
後ろを振り返ると、完全なる「異星感」
こんな場所が福島にあったとは。。。
30kmを3時間10分くらい(給水、給食時間は時計は止まっている)。
下りは35kmとやや長いが、6時間を切れるかも知れない!
いやいや、ここまでの1400mを超える上りで、90%以上の脚を使っていたのをすっかり忘れていた。
山頂では、おにぎり、あんパンに加え、さらに「こづゆ」なるものをいただいた。
聞いたことがない食べ物だが、ニンジン、椎茸、ごぼうなどが入った和風出しのスープ。
風が強く、気温も下がってきたなか、暖かい汁物は嬉しい!
しかし、ゆっくりしてばかり入られない。
ここから下り35kmが待っている。
山頂からの下りは、会津方面へ北西へ下っていく。
すると、さきほどまでの明るい空には一気に霧がかかり、前が見えなくなってきた。
山の斜面で気候が大きく異なるようだ。
次第に、霧雨となってきて、体がさらに冷えて、手が痛くなってきた。
給水でスタッフに聞いてみると、土湯峠まで10-15kmはこの調子だそうだ。。。
確かに、山を下っていくと、少しづつではあるが空が明るさを増していくような気がする。
幸いこれ以上雨が強くなることはなく、ひたすら山道を下っていく。
脚の負担も、下りでは今のところ問題ない。
残り20kmくらいでペースに程よい斜度の下り坂で、前のランナーを少しずつ抜かしていく。
200人で65kmなので、前後のランナーとは距離が空きすぎ、確認できる箇所のは限られるが、前が見えるとターゲットとして追うことが出来、非常に走りやすい。
最後の5kmが一番きつかったが、下りは5分前半/kmペースで安定。
終始無理することなく、心肺も脚も大丈夫のままゴール。
65kmを6時間10分程だった。各給水でのタイムを入れていないので、トータルでは6時間20分ほどか。
ゴール後の冷えたスイカが抜群に美味しかった!
走っている時は問題なかった脚も、ゴール地点から駐車場まで約500mの歩行が困難に。
フルマラソン後ではこんなことはなく普通に歩けるが、今回はひどい。
明日以降の筋肉痛が思いやられる。
福島まで来たら、立ち寄るべきは「ラーメン二郎会津若松駅前店」
ところが、65kmを走った疲労感はそれなりに有り、会津まで遠回りをして車で長距離を帰る自信がなく、あえなく断念。
その代わり、福島名物(本当は飯坂温泉名物)円盤餃子へ。
照井が最も有名らしい。
飯坂温泉の本店は夜しか開いていないので、市内の南矢野目店へ。
行列5、6名で、15分ほど待って、オシャレな店内のカウンター席に着席。
夜は飲めるようだ。
昼は、円盤餃子とラーメンのみの提供。
円盤餃子はこんな感じ↓
円盤餃子を22個を完食する自信がなく、ハーフサイズ11個を注文。
本来はフライパンに円板状に餃子を敷き詰めたものが基本だが、今回はその半分(半円)。
餃子のサイズはかなり小さく、これでは22個いけたかなとも思うが、それは次回。
小さいことも有り、油が餃子を8割方覆う焼き方で、ほとんど揚げ餃子に近いか?
皮は極めて薄く、餡は野菜中心。その野菜のザクザク感が良い。
しかし驚いたのが今回の会計。
740円!!!
餃子11個で740円はいただけない。
正嗣は6個で210円。
このハイコストを考えると、つくづく22個の円盤にしないで良かったと思った。
すごいですね!てかこれ、お一人で参戦していらっしゃるのですか?ウルトラ走って車を運転?
by S (2017-06-14 13:38)
Sさん、
コメントありがとうございます。
そうですよね。レース中に撮影したにしては、ランナーが一人も写っておらず不自然ですよね。。。
当日カメラを持参して走ることも考えましたが、65kmの未知の世界ということで諦めました。コースの写真は前日の下見で撮影しました。
by nozawa (2017-07-03 23:52)