走歴10年でも記録続伸 [ジョギング]
2018年3月21日
2007年5月からマラソンを指向して走り出し、10年以上経過。
まだ記録が伸びている。
トレーニングの基本は、秋からの走り込み期において、週末のlong走とLSD、さらに平日のmiddle走。
この流れはここ7、8年変わっていないが、特に今回1分近く記録を縮められた要因をトレーニング面から考えてみる。
1)昨夏は比較的曇りの日が多く、土日のLSDを順調にこなすことが出来た。
2)新規にトレイルランを取り入れ、山を走り出した。
3)練習コースを拡張し、週末のlong走や3時間LSDに飽きが無いようにした。
1)夏のLSDは、シーズン開始の土台造りには大切なトレーニング。ここをガッチリ取り組めた点は良かった。
また、LSD中心は9月中ごろまでで、そこから25-30kmのlong走に切り替えていかなければならないが、その切り替えに焦ることなく、5分30秒/kmから開始し、1ヶ月半くらいかけて5分00秒/km、さらに4分45秒/kmへと、ジックリ上げていくことが出来た。
2)トレランは、5月の磐梯吾妻65km、10月の笠間トレイル、12月のつくばトレイルに加え、各レース前の公式練習会にも参加していた。
山を登り降りするので、最初の3回くらいはひどい筋肉痛になっていたが、12月のレースでは全くそれが発生せず、ロードでは使わない筋肉が鍛えられたように思う。
加えて、登り降りにより急激なペースアップ、ダウンが続くので、心肺が強くなったようだ。
基本的にハーハーゼーゼーの練習は嫌いだが、トレランでその部分が鍛えられたかも知れない。
3)10月以降の走り込み期においては、より長い距離、時間を走ることになり、退屈感は避けられない。
これまでは、市内30kmコースはほぼ一本で固定していたが、今季よりつくばマラソンのコースを使った30kmや40kmのコースを走ることにより、そこの倦怠感を回避でき、少しは練習への集中力が増したかも知れない。
これらの結果として、実際にトレーニング進捗の指標である30km long走において、これまでは12月-1月のピーク時でも4分40秒/kmまでしか出せていなかったが、今季は4分30秒/kmまで一気に10秒も上げることが出来た。
ただし、この10秒/kmの短縮をレースでは1秒/kmしか縮めることができず、本番で活かせていなかった点は大きな課題。
本番一ヶ月前の2月初頭に疲労のピークが来てしまい、それがレースまで完全に抜けきれていなかった可能性も有る。
従来より疲労が抜けにくくなったことを認識し、トレーニングスケジュールを管理しながら来季に望みたい。
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