東京30k冬 2018 [ -古河マラソン2018でサブ3]
2018年1月27日
11月のつくばマラソン以降、大切な走り込み期は順調に推移し、ここ1ヶ月ではメインのトレーニングである30km long走において、ターゲットの4分30秒/kmを複数回クリア。
3月11日の本番レース古河マラソンまで6週間となると、これ以降は大幅な走力の上積は期待できない。
そこで、本番の走りを想定するために、東京30kに参戦。
ここでは、現状の走力を確認し、レースの目標ペース4分15秒/kmで30kmを走りきったことによる、本番への自信を深めることが主目的。
東京30k冬大会は5年連続参加しているが、過去サブスリーペースをクリアできたのはわずか2回。
2014年 東京30k 4分15秒/km (余裕無し)
↓
2014年 東京マラソン 3時間02分18秒 (自己ベスト)
2017年 東京30k 4分11秒/km (撃沈)
↓
2017年 古河はなももマラソン 3時間02分01秒 (自己ベスト)
いずれも、サブスリーには届いていないものの、自己ベストを更新するタイムで勝負レースを走りきれている。
今回は4分15秒/kmでの完走は必達。
どれだけ余裕を持って走りきれるかを見極める。
ただし、先週の40kmm練習走にで、前週の好タイムを出したハーフマラソンの疲労が抜けきれていないためか、4分55秒/kmと、全くタイムが伸びていなかった。
今回疲労が回復しているかどうか、不安たっぷり。
気温4℃。強い北西風。
荒川沿いを南北に2往復するので、北行きでは向かい風を受けることになる。
いかに集団の中で風を除けるかが、一つのポイント。
4分15秒/kmのサブスリー組は100-120名程度。9時30分にスタート。
今回も、ギリギリの走りに集中するために、無補給無給水の計画。
大きな集団の後方につけ、ペーサーの目印である頭の風船がわずかに確認できるポジションで距離を重ねる。
スタート5kmまでは、4分15秒/kmの速さに無理を感じない。
まだ序盤ではそれは当然。
10km過ぎの2回目の折り返しを過ぎると、強力な向かい風を体感。
集団の中に隠れるように身を置き、最大限風よけに利用するが、18kmまで続くこの向かい風区間でかなり脚を消耗してしまう。
意識してペースを維持しないと、集団から脱落する危機的感覚。
この状況を大きく変える可能性があるのは、給水。
あまり汗をかいた感覚はないものの、18kmで給水を取る。
この間少し集団から距離を置かれたが、離されないように追想する。
1kmくらい行くと、スッと体が動くように。
続く20km地点では、アミノバイタルのジェルの補給があったので、これも取る。
すると、いったん落ちかけた体力が、明確に上昇してきた。
給水パワーを直に実感。
25km過ぎで折り返し、最後の向かい風区間と戦うが、20km手前であれだけ苦しんでいたのに、今は余裕。
ゴールまで5kmの地点で、目標ペースでの完走を確信。
ゴール手前では、集団は15名程度。
スパートをかけて前に行ったランナーもいるし、ペースダウンのランナーも。
30km 2時間7分15秒 4分15秒/km
今回のペーサーは優秀だった。
そして、今回の課題はゴール後の余裕度であったが、過去2回のサブスリー完走に比較し、わずかに余裕あり。
この余裕度を定量化するのは難しいが、
「さらに5km走って、35kmまでであればこのペースで行けそう」
な感覚。
3月11日の古河はなももマラソンでは、レースまでに調整を入れてベストな状態に持っていくので、そこで間違えなければ今回こそはサブスリー。
今回の30kmのタイムからダニエル式VDOTを参照すると、フルマラソンの予想タイムは 3時間02分。
まだ余裕のある30km走なので、やはり期待させる!
それにしても、この東京30kも、以前は完走後の参加賞が充実していた。
缶ビール、カップ麺、ドーナツ、おにぎり、など持ち切れないほどの食料をいただき、大きいタオルやTシャツを加えると、バッグに入りきれないほどであった。
ところが、ビールは数年前に発泡酒に切り替えられ、翌年はそれも消えていった。
ドーナツも消え、ついにカップ麺はサイズが縮小、寂しい限りである。
最近、30kmペース走も一般的になってきており、練習会なども増えてきているので、来季はそちらでも十分か。
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