第5回かさまトレイルラン〜24kmコース [ジョギング]
2018年10月8日
昨年は17kmショートコースを走ったがもの足りず、今年は24kmロングコースへエントリー。
コースマップを見る限り、伸びた距離に応じて累積標高が上昇しているが、あくまでタイムや順位度外視の練習レースとしての参戦。
この気の緩みが、悲劇のレースを招いてしまった。。。
昨日に続き暑さが心配されたが、予報が外れたような涼しさ。
ロングコース9時30分のスタートは、290人。
スタート後はいきなりの登りの連続。
スタート10分で心拍数がmaxに。
5kmで300mの上昇。
前のランナーに付いて行くだけで精一杯。
もしかしたらオーバーペース? が頭をよぎる。
難台山頂では、たまらず集団から外れて給水休憩。
直後は下りのはずなのに、まだ呼吸がきつい。
その呼吸が落ち着かないまま、小さな昇り降りがランナーに連続して襲いかかる。
7.5kmでの給水ではまだわずかながら余力があったが、10km過ぎでは終盤の失速を確信。
そして遂に14kmの給水手前で事故発生!
長い下りが続いている中、左大腿部全体の広い部位に違和感。
走り続けることは出来そうだが、今までに感じたことがない感覚で、まるで脚を蜂に刺されたのに似た感触。
直後に右に同じ症状が発症。
ようやく両脚が攣ったのだと認識し、立ち止まらざるを得なくなった。
これまでフルマラソンなどで、30km過ぎにふくらはぎの部分的な攣りが発生し、そこからの失速は何度も体験しているが、ふくらはぎであれば、ペースを落としたとしても走り続けることは出来た。
大腿部を攣ると走れない。。。
大腿部全体が痙攣してしまい、足を前に運ぶことが出来なくなってしまう。
立っているのも難しい。
何とか14kmの給水まではたどり着き、普段は口にしない梅干しなどで塩分を補給したが、攣りが発症してからでは時既に遅い感じ。
どうやらこの苦戦は、3連休の走り込みが影響している気が、苦痛に苦しみながらしてきた。
6日(土)は30km long走。
4分58秒/kmと今季最速で走れたが、7日(日)には前日の疲労で予定の3時間LSDを2時間に短縮しなければならなかった。
次の17kmの給水までは休み休みはいつくばりながらたどり着いたが、汗で濡れたシャツが外気で冷え、体も冷たくなってきた。
遂にここで完走を断念。
30分ほど休めば回復して、残り7kmを完歩出来たかも知れないが、今回の目的はあくまで練習レース。
これ以上無理をしてケガをするわけには行かない。
回収車に乗せられ、スタート地点に戻ることが出来た。
実は、昨日の山岳レース、ハセツネのような72kmに比較したら、今日の24kmは幼稚園の遠足レベルかと思っていたが、山を舐めては行けないことを認識させられた。
練習レースで脚攣りの経験が出来たことは、収穫だと考えよう。
もう一つの収穫は、今回初投入したトレイルシューズ。
これまでのトレイルレース全3戦は、ロード用のシューズを転用。
多少の砂利道でも、厳しい登りでも問題なく機能していた。
唯一の弱点は、下り。
グリップが弱く、少しの坂でも歩いて降りるしかなかった。
この点、さすがに専門的な靴である。
靴底の爪が、しっかり土をかんで安心のグリップ。
今回は周囲のランナーに遅れることなく、坂を走って降りることが出来た。
ロードシューズとの差に歴然とした瞬間であった。
やはり専門のレースには、専用のシューズが必要だ。
さて、来週の東京30kは、5分00秒/kmがターゲット。
今週の疲労と脚攣りの後遺症だけが心配だ。
コメント 0