映画「The Company Men」 [英語]
Census??? [英語]
実験室立ち入り検査とESL [英語]
ようやく放射性同位元素(RI)取り扱い実験ができるようになって2ヶ月、州の検査官がやってきて立ち入りの定期検査をする言う。
RI実験自体は、制限された実験室にて酵素活性や受容体結合などを測定するなど日本でも行ったことがあり、必要以上の意識はなかった。
ここでも日本同様、RIの取り扱いは厳しい規制があるが、使用許可が下りて早速の査察には少々驚いた。事故を起こす前の早めの検査という意味合いか。
日本の検査パターンでは、通常書類検査が中心と思われ、これまで実験者として検査官から質問を受けることはなかったが、今回の立ち入り検査ではその質疑があるという。
しかもこの2ヶ月間でRI実験をしたのが「自分1人だけ」ということで、必然的に集中尋問を受ける形となることは容易に想像できる。
今回はただの英会話ではなく、RI試験検査官が相手ということで、ちんぷんかんぷんの返答は論外として、適確な説明ができないと使用許可の中断もあるかも…と、RI取り扱い責任者のHenryが脅しにかかる。
この日は朝から立ち入り検査の予定になっているが、実験室にいるとすぐに呼び止められそうなので、嵐が去るまでデスクでデーター整理をしておとなしくしていることにした。
しかし、そんな期待も土砂崩れ、デスクにいてもご指名がやってきた。
見事な集中砲火である。RIを用いた場合の実験手順、万が一汚染した場合の対応、RI実験のためのトレーニングはいつどのような形で受けたのか、RI使用記録の付け方と保管場所…
幸い審査官が心優しい人であった。英語がよく分からない日本人と思ったはずで、ゆっくり話してくれたことはもちろん、説明に戸惑っていると正解を誘導する質問をしてくれたりと、大いに手助けしてくれた。
この日は、その他にも書類検査や実験室査察、汚染チェックも同時に行われ、即日「合格」の案内を戴いた。
まだまだ英語の勉強が足りないようだが、最近「ESL podcast」が面白い。毎回20分程度の音源をダウンロードしてiPodで聞くのであるが、会話を中心としたエピソードに続き、その内容、単語、背景などの解説がすべて英語で行われる。
特に、難しい単語や熟語の意味を他の英語表現で解説してくれ、即ち英語表現を使って英語を理解するにはとても良い。また、日本人だけを相手にしているのではなく、いわゆる世界中のESL(English as a Second Language)学習者を対象にしているので、その中でやっている気にさせてくれる。
iTunes storeでもPodcastingの上位にランクされ、人気の程が伺える。これらのプログラムは基本的に無料で、100以上のエピソードが聴き放題!
これまで英会話の教材やプログラムは幾つか試してきたが、「ESL podcast」は中級レベルとしてなかなかお奨めである。
家具屋にクレーム [英語]
2007年10月4日
こちらでの家具の利用は、レンタル家具を活用している。ところが最近、長男が小学校2年生になり、日々の宿題の量も激増、これまでの食卓兼勉強机では間に合わなくなってきた。
そこで、今回は追加で机と椅子をお願いすることに。一年前のレンタル家具屋では、契約から搬送依頼まで不動産屋に同行願って、ほとんどおまかせコースであったことを思えば、一年経てば英会話も何とかなるものだ。
この日は、机と椅子3脚をチョイスし、在庫や価格を確認、トラックでの搬送日程を決定し、無事契約完了。
と思っていたら、納品された品を見てびっくり仰天。
1,机が一回り小さい。
2,3脚の椅子のうち、何と2脚が壊れていた。
まあ、こちらでは注文品と異なるものが納品されることは良くあることとしても、ここまで問題があったことは初めて。そこで、文句を言いにいくことに。こういう面倒な役は、お父さんと相場が決まっている。
担当者と直接交渉に。さすがに電話は無理なので店まで出向く。まずこちらの状況を細かく説明。次に問題点が2つ有ることを強調。さらに代替え品の在庫を確認。搬入日の調整。最後に、搬送代金が不要なことを念を押した。
日本語では何でもないことだが、段階を追って確実に説明しなければならない。
担当者は、「自分の作業は間違っておらず搬送業者のミス」、と決して謝罪することがなかったことは、予想通り。
今回の搬送も、予想通りに進むことを願っている。
英会話との闘い [英語]
2007年5月16日
Bostonに来て半年があっと言う間に経過したが、来てすぐの「何を言っているのかさっぱり解らない、全く見当も付かない」と言う状況から脱しつつある。
英語会話の習得というのはこれまでの人生で、スキー上達のパターン、とても類似していると思う。
10年以上前、初めてのスキーに連れて行ってもらったが、ちょっと斜面が急になると全く滑れず、ましてやコブ斜面ではスキーを担いで斜面を降りていったものだ。自分にはスキーは無理、普通に滑れるまでにはどれほどの年月を要するのであろう、と思っていたが、人に連れられながらも年間5−10回スキー場に通っていると、なんとかなった。上手い下手はあっても、所詮みんな滑っているのである。
英会話もみんなしゃべっているのだ、と考えると何とかなるものだ。
英会話学習法に、ひたすら構文や会話文(使える表現)を覚える方法があるが、これは応用が効かないし、会話パターンからはずれると終わってしまう。すなわち、これでは会話は成立しない。
確かに、超典型的な表現は覚える必要があるが、それらは本一冊を覚えなければならないほどは多くない。
無数の英語会話学習法がある中で、人それぞれの方法があってしかるべきであるが、この6ヶ月で実感したことは語彙力、しかも聞こえる単語を増やすことが大切であるということ。
聞き取れる単語が増える
↓
キーワードを捕らえられれば、推定ながら言っていること(話題)が把握できるようになる
↓
聞こえるキーワードが増えれば、それらをつないで文章で聞こえるようになる
↓
相手の言っていることから多くの表現を取得でき、話せるようになる
単語帳から覚えた単語よりは、より実践的に会話の中で出てきた単語を、その発音で覚えなければ結局は聞こえない、使えない、になってしまう。
言っていることが解らない段階では、それを聞き返しても解らないし、なにが解らないのか解らないので結局解らない。しかし、文章で聞こえるようになると、解らない単語は、その場で聞けるし、話の流れは解っても、その文章や単語だけ解らなければ、その場で聞ける。
残念ながら、まだこの段階には至っていないのであくまで推測だが、おそらくこうなってくると、加速的に次から次へと英会話を習得できるようになるのだと思う。
そして次の段階で重要になってくるのが、発音。
勤務先では、半年も一緒にやっていると周囲も日本語的英語発音に慣れてくれて、最近では発音に気を遣わなくても、こちらの言いたいことを把握してくれている(と思う)。
ところが、新しく入ってきて、日本語英語など聞いたことのない人に対しては、簡単な単語でも通用しない。early, rare, bird, birthday, bore, river、、、、。
「R」の発音は難しい。
先日も会議の中で「robust(強固な)」を連発している人がいて、単語の意味がわからなかったので辞書を引いていたが、間違えなく「L」の発音と思っていたので、いつまでたってもその単語が見つからなかったことがあった。
その点、幼稚園や小学校で生きた英語を聞いている子供達の発音は美しい!単語をスペルで覚える前に、音で覚えているので惑わされることなく、とてもクリア。
さすがに知っている単語数が違うので、会話についてはまだまだお父さんお母さんの方が上だが、このリードもあと一年持つかどうか???
ビジネス英会話 [英語]
11月24日
Bostonにやってきて2ヶ月。当初からの課題「英会話」は、聞き取れる単語がやや増えてきたものの、まだまだ生活していくには不十分。職場での英語は、個人的な会話は簡単な単語や文章で話してくれるので、かろうじてフォローできるが、会議などの内容はさっぱりである。
日本から持参した「NHKラジオ、やさしいビジネス英語、リスニングチャレンジ30」がなかなか面白く、内容も充実していたので、こちらに来てからCDと組み合わせて取り組んでいた。内容は会話形式ばかりでなく、電話、インタビュー、講演など多彩で、各章が設問形式になっているので、中身を把握できたかどうかが明確に判断できる。
そこで、関連書籍を探してみた。当然こちらに日本語の書籍が充実して揃っているわけがなく、日本からの取り寄せである。Amazon が有名だが、送料や手数料が安いbk1が良いようだ。
配送はEMSで、発注から5日で届いた。
さあ、材料が揃ったので、あとは勉強するだけである、、、
銀行にSSNの申請~定期貯金をする [英語]
11月15日
先週、ようやくSSNが届いた。Americaで生活するうえで大切なカードになるはずだが、ぺなぺなの紙製で結構ちゃちい。
そこでまず、以前から要請のあったBank of Americaに届け出ることにした。職場に近い、いつものHarvardSq支店へ。「今日は水曜日だからKIYOSHIはいないな。でもSSNの番号を伝えるだけなので英語で大丈夫」
銀行受付で用件を伝えると、温かく迎えてくれた。程なく巨体の担当行員がやってきた。「May I help you?」には、すかさず、自分の口座番号とSSNカードを提示して、作業終了、、、、
のはずが、「ちょっと待て」と。
自分の口座内容が表示されているパソコン画面を注視しながら、最近送金があって、中途半端に目立つ形で貯蓄口座に残っていた金額が目に入ったらしく、何やら説明しだした。「現在の貯蓄口座は利息が低いものだから、もっと良い口座に切り替えたら」という感じだ。
「簡単にできるのか?」→「そうだ」→「じゃあ、切り替えよう」
すると次に、その口座の説明が始まった。預ける金額、一定期間はそれを動かせないこと、どうしても動かしたければ支店に出向かないといけない、キャンペーン期間中で利息が良いこと、、、。
全然簡単でない。
お金の問題なので、間違いのないように、慎重にならざるを得ないこともあるが、説明が終わる頃には、用紙一枚分にびっしりメモがされることになった。
SSN申請 3分、 新しい口座説明 30分
帰途で気がついたが、どうやら説明の中で何度も”CD”と言っていたのを、Cash Dispenser(現金自動支払機)と思いこんでいたが、今回切り替えた口座は日本でいう「定期預金」にあたる"Certificate of Deposit " だったようだ。話が通じないはずである。
ところで、この定期貯金の利息を聞いて驚いた。実は最初は、面倒だから切り替えはやめようと思っていたのだが、その利息を聞くと日本ではあり得ない高率 4.4%。$1000入れておくだけで、5000円の利息!Excellent!Interesting!!
次回は説明不要なので、余分なお金はどんどん定期貯金"CD"にしよう。
Bathtub is blocked~風呂の排水口が詰まった! [英語]
11月8日
Americaのバスルームは一般的な日本の風呂とは異なっている。浴槽とトイレ、洗面台が一緒になった、いわゆる日本で言えばユニットバスだ。お湯に浸かっても、外に出て体を洗うことは出来ず、いったんお湯を抜かないといけない。
たっぷりお湯に浸かりたい日本人の典型、野澤家としてはかなり不満である。しかも、うちのバスタブは浅い。お湯をたっぷり入れて体を横にしても、ギリギリお腹が浸かるくらいである。かなり窮屈。
この不満いっぱいの浴槽がトラブルに。
最近やや排水口がつまり気味かな、と思って排水口の掃除をしたとたん、水が流れなくなってしまった。完全に詰まったわけではないのだが、風呂半分くらいの水を排水するのに約30分かかる。
例によって、小さい期待で一週間程度様子を見たが、全く改善の気配がない。
ついに英語でクレーム処理か?
この場合、アパートの管理人に申告すれば直してくれるシステムと聞いている。管理人Chicoとは毎朝挨拶しているし、良さそうな人なので解らない英語でも耳を傾けてくれるかな?との勝手な推測で、クレームにチャレンジ!
「排水口が詰まっている、”Bathtub is blocked”」との表現を丸暗記して、土曜日の昼過ぎに緊張気味に管理人室へ。するとChicoは、Dunkin' Donuts(ダンキンドーナツ)をむさぼり食っている。
"I am having trouble with our bathroom." "Bathtub is blocked."と一気にまくし立てると、"OK. ~~Monday.(〜は聞き取れない部分)"と、どうやら通じた模様。”月曜日”だけ聞こえたのだが、その日に修理に来てくれるのか?
月曜日であることを確認して、時間帯も聞いてみたが、「それは分からない」らしい。
そして月曜日、仕事から帰ってきて半信半疑でバスタブに勢いよく水を注ぐと、気持ちいいように排水口から水が吸い取られていく。完治したようだ。
Americaでは、修理等お願いをしても、なかなかやってくれないとか直るまでにかなりの時間がかかる、と言う話を聞いて覚悟していたので、今回の修繕作業はラッキーだったのか?
いずれにしても、クレーム英語が通じたので、小さくガッツポーズ。
英語話せますか? [英語]
10月23日
野澤家かねてからの悩みは、「家族で英語が解らないのに、よくAmerica生活を決断したな」と言う点である。
ゆっくり話してもらっても解らないのに、特にBoston人(?)は嫌がらせのように早口だ。おおむね、会話の中の聞こえる単語を必死に聞き取って、しかしそれが1-2単語なもんで、推測するしかない。会話の中の1-2単語から全体を推測するなんぞとうてい無理。途中に否定形が入ってきたら、完全に意味が逆になって、それだけでちんぷんかんぷんである。
昨日は隣人Rayが、飼い犬Ozzieに何か命令していた内容が解らないでいると、Ozzieは機敏に部屋のソファーに向かって歩いて、そこで座った。野澤家の英語は犬にも劣ることが明らかとなった。
Ozzieは水泳が得意↓
先日もパン屋でシュークリームを買って支払いをするときになって、「ボゲージ、ボックス?」と聞かれて動きが止まってしまった。
どうやら箱に入れるか(「ボックス(box)」はかろうじて聞こえた)どうかを聞いているようだが、ボゲージってなんだ?。シュークリームだからボックスはいらないと思い、イチかバチか「ボゲージ」、と聞こえたとおり忠実に返答すると、通じたのかビニール袋にシュークリームを入れだした。
家に帰って嫁に相談するも、「スーパーでは商品を詰めるのに、紙袋かビニール袋(paper or plastics)か聞かれるときがある」との話だが、ちょっと違う気が、、、。
今後どうなるのか、心配山盛りである。一般に子供は英語の習得が大人より早い、と言われている。まだ小学校、幼稚園に通い出したばっかりだが、そのうち子供に英語を教えていただくことになるのだろうか?