ラーメン二郎Boston店〜完成形に近づく [食]
Big Papi's Grille [食]
NewYork〜NewJersey 一泊グルメツアー [食]
Lobster Party [食]
NewJersey日帰りツアー [食]
剣道バーベキュー会 [食]
天下一品〜直輸入 [食]
鶏ガラダブルスープラーメンパーティー [食]
一時帰国〜ラーメン食べ歩き編 [食]
2008年12月21日
2時間遅れで成田到着。
ラーメン富士丸神谷本店
ホテルにチェックインして荷物を置いた後、21時ころ富士丸神谷本店に直行。
驚くべきことに、日曜のゴールデンタイムにも関わらず、待ち6人、10分で入店。
ラーメン、ヤサイニンニク.別注文の生ニンニクが山のように盛られてくる。相変わらずのクタ野菜が美味。麺もいつものバキバキ麺。しかし、スープがやや薄味に感じた。それでも、最後には満腹感で意識朦朧、歩行困難に、、、。
しばらくリハビリが必要か?店を出るときも5、6人の待ち。味の低下が原因??
ラーメン二郎三田本店
暖かい早朝9時から本店の列に加わる。惜しくも先頭は逃したものの、4番手とファーストロットには好位値。9時15分には開店。
昨日の富士丸の膨満感が残る中、小ラーメンをヤサイニンニクで注文。朝から濃厚とんこつ醤油スープを胃袋に納めようとは、まさに食の拷問であるが、体が喜んで受け入れてしまう.
さすが本店、麺、スープ、ブタともかなり完成度が高い。アブラ身の偏ったブタと、さしの入ったブタの2種類のブタが混入。本店のブタはハズレがない。やはりブタ入りにしておけばと後悔。スープも3口ほどすすってしまった.これでリハビリ完了か?
ラーメン二郎歌舞伎町店
勤務先での進捗報告が無事終了し、上司との食事会で「裏の進捗報告」も完了。
所沢の時点で23時20分では、ひばりが丘や桜台は間に合わない。やむなく歌舞伎町店に向かう。
しかし、これがうれしい誤算。小ラーメン、ヤサイニンニク.
麺はいつものパスタ麺ながら、スープが濃厚でトロミがある、これまで経験のない歌舞伎町。ヤサイコールに対しては、豪快な盛り。これはかなりの進化具合。深夜にこれを味わえるとは思わなかった.
ラーメン二郎ひばりが丘店
土曜日の開店10時30分に到着すると、ちょうど行列していた人々が店内に入って行き、第4ロットの位置が確定。朝一で訪問したことはなかったが、6X2の入れ替え制でスタートするようだ。
激務のせいか、一年前よりやや痩せた印象の店主。相変わらず機敏なオペレーション。
小ブタラーメン、ヤサイニンニク。ブタが隠れてしまうヤサイの盛り。
スープは以前同様トロミのある濃厚スープ。麺は二郎基準では細めも固めの仕上がりで良し。最後はスープを半分以上飲んでしまった.危ない危ない、、
ラーメン二郎目黒店
カネシ濃厚スープを味わいたくて、前回いけなかった目黒を2年ぶりに訪問。平日の昼にも関わらず、30人超えの並び。
しかしここは回転抜群な目黒。45分待ちで着席。
当初、大ラーメンの予定が、前ロットのブタを見ると、目黒にしては珍しくアブラの付いた大振りの柔らかそうなブタが散見されたので、気が変わって小ブタダブルラーメンをヤサイのみで。
期待通りのブタに大満足!ヤサイは以前はコールしても大して差の無い盛りであったが、今回は山盛りヤサイ。
そして驚くべきことに、目黒のスープが激変。乳化マイルドスープに。これに短目の目黒独特プリプリ麺のからみが最高のバランスに。ひばりが丘同様、最後はスープを半分以上飲んでしまった.危ない危ない、、
つけめん丸永
つけ麺を味わいに丸永へ。昼の部終了直前の1時50分に、滑り込み入店。つけ大。
固めのシコシコ麺と、甘めのスープが相変わらずの絡み具合。すっかり人気店として根付いたきた様子。スープ割りのサービスもうれしい.
一蘭アトレ上野店
早朝7時過ぎの訪問。ニンニクを追加で注文。早朝でも安定したうまさ.この品質管理には感心させられる.
山岡家
ネギみそ中盛りラーメン、麺固めアブラ多めで注文。大失敗。
アブラが多過ぎ。しかもアブラの温度が低く、熱めのスープとアンバランス。同行者の醤油ラーメンはまあまあの味わいであったので、味噌を頼んでしまって、少し後悔。卓上ニンニクでごまかすも、限界があった。
栃木家
前日、山岡家で失敗したので、口直しはやっぱり家系。ネギラーメンタマゴ入り。中盛り麺固め。
せっかくカタ麺で頼んだのに、デジカメの調子が悪く、ようやく撮影できたときはすっかりヤワ麺に、、、。味はしっかり家系を出していた。タマゴは半熟タマゴ。味はしみていないが、黄身のトロ具合は良し。
香蘭
天下一品、つるやが正月休みで、結局香蘭へ。元旦も気合い十分で営業していた模様。
味噌バターラーメン。
生薬成分の香りを感じる、癖になる味噌スープ。麺やトッピングには特徴は無く、スープ一本で勝負しているのが解る.
蒙古タンメン中本カップ麺
セブンイレブン限定販売.カップ麺としては、かなり本物を再現して作りになっている.
今回、漠然と予定に入れながら、日程が合わずに行けなかった、ラーメン二郎神保町、桜台、関内の汁なし、栃木街道の各店.あまりに残念だったので、栃木街道店は写真だけ撮ってきた.
Sushi Man [食]
麺亭 [食]
ケンズラーメン〜定点観測 [食]
一風堂、ニューヨーク店 [食]
Food Festival [食]
Bostonの隣り町Cambridgeにて、市内のレストラン50店が集まってのFood Festivalが開かれた。一人$43はやや高価に感じるが、利益の一部は慈善事業に寄付されるという。
屋外で行われ、各店のいわゆるAmerica料理が豊富に堪能できる。
多くの味を少しづつ楽しめるせいか、かなり食べ過ぎて、この後数日ひどい胃痛に悩まされることに…。
NewJersey ミツワツアー [食]
約7ヶ月ぶりで、NewJerseyにある日本製品専門ショッピングセンターMitsuwaを訪問。
さすがに3度目ともなると、これだけの規模ながら感動も少しずつ和らいでいくのは致し方ないか…
およその商品の場所を把握しているので、効率的な買い物となる。今回は、冷凍ラーメン、すき焼き肉、日本酒、新製品のお菓子、入浴製品を中心に、$300を軽く超える買い物に。
昼は、Mitsuwaにある「山頭火」はスルーし、11月に食べた「肥後ばってんラーメン」を再訪。やはり同じく、味噌ラーメン半チャーハンセット。
夕食は、マンハッタンに開店したばかりの博多ラーメンの名店「一風堂」を訪問予定も、この時点でのあまりの満腹感に呆気なく断念。早めに帰途につき、車中でMitsuwa弁当を食べて、日曜日は日帰りツアーの疲れ回復に専念することにした。
チーズバーガー〜Miracle of Science [食]
職場からほど近くのCambridge, Massachusetts AveにあるMiracle of Science。博物館ではもちろんなく、バー。
各種地ビールはもちろん、チーズバーガー$9.5が美味。焼き方も指定でき、もちろんレアで。
肉汁がしたたる、、、。
ケンズラーメン〜定点観測 [食]
今回は「北海道味噌ラーメン」チャーシュー、バター入り、大盛りで$15!!
ここの味噌は甘めでクリーミーでマイルド。いわゆる札幌系の味噌の味が立ったタイプではない。好みが分かれるところ。
バターをトッピングしても、味噌ラーメンとしては今ひとつパンチに欠ける感じか、、、。
鶏ガララーメン〜つけ麺 [食]
2日前の鶏ガラスープと魚介スープがわずかに残っていたので、つけ麺にトライ。
薄口醤油に味醂を合わせ、魚介スープと鶏ガラスープは1:1でつけだれを調製。一味唐辛子と海苔を乗せる。残念ながら自家製麺は切れていたので、市販麺でつけ麺完成。
思った以上にそれらしくなった。次回、水で締めた自家製麺がどれくらいつけ麺に合うのか、たれに酢やバラ肉を合わせてみても楽しそう。
鶏ガララーメン〜ダブルスープ仕込み [食]
前回の鶏ガララーメンをさらに発展させたダブルスープ仕込みにチャレンジ。
まずは鶏ガラスープ。手羽約1kgと水約3Lにショウガを添加し、アクを取りながら弱火で炊いていく。
一方、前回は魚粉でごまかした魚介系スープ。今回は本物を準備。昆布、煮干しを一晩水1Lにつけ、極弱火からゆっくり煮出す。沸騰直前に昆布と煮干しを取り出し、花カツオを加え、約10分弱火で煮て、これを濾過して使用。
麺はいつものパスタマシン。かなり手慣れてきて、家族分であれば小麦粉の水あわせから製麺まで90分で完成。小麦粉は今回もオーションを使用。40%加水。かんすい1%。麺伸ばしは揉み込みなしで、ダイヤル4と5のものを2種類作製。後で食感の違いを観察予定。
しかしながら、幅4mmの麺は明らかに家二郎の仕様。今後鶏ガラスープをメインにして行くには、スープとしっかり絡む細麺、せいぜい2mm幅のカッターが必要になりそうだ。
カエシはうすくち醤油、みりん、酒で軽く煮たてる。そこに、約2時間鶏ガラスープに投入したブタと卵の味付け。
最後に、カエシ:魚介スープ:鶏ガラスープを1:2:5で混ぜてスープを調整。
完成品。
サイドビュー。
やはり魚介は効いている。さらなるコクを堪能出来る。麺は、4mm幅でも、厚さ目盛り5にすれば良し。次回6でも試してみよう。
鶏ガララーメン〜脱ラーメン二郎Boston店 [食]
最近、ラーメン二郎Boston店の限界を感じ、指向を変えて一般ラーメンにチャレンジ。
「二郎はラーメンではなく、ラーメン二郎と言う食べ物」と言う名言が示すとおり、家二郎研究にとっては、二郎でなければ「それ以外」というジャンルになる。
レシピは先日購入の麺道楽に従う。
手羽先約1キロとニンニク、ショウガでスープを構成。約10人前。
あく取りをしながら4−5時間煮込む。
小麦粉は二郎と同様オーションを使用。今回は、二郎麺にこだわる必要はないので、無難に40%の加水率。
手慣れてきた麺生地伸ばしと、先日届いたばかりの新しい4mm幅のカッター。今回は生地が柔らかく、カッターも好調である。
麺を見る限り、家二郎にはピッタリの4mm幅の麺。
醤油に味醂に鶏ガラスープを合わせ、トッピングには味玉、ブタ、海苔と魚粉。出来上がりがこいつ。
家二郎に比較し格段にさっぱりしたスープには、細麺が良かったかも知れない。また、今回は魚粉でごまかしてしまったが、煮干し+昆布のダシとのハーモナイゼーションで、よりコクの出るスープになるようなので、これは次回の課題として。
ラーメン二郎ボストン店〜パスタマシン大活躍?? [食]
先日購入したパスタマシンを早速使ってやろうと言うことで、週末の家二郎。
まずは今回の主役の働きぶりから。
オーション500g+かんすい5g入り水180gと、前回の40%に比較して驚異の低加水率36%。バイブルにも記載されているように、所々で生地を休めてやることにより水を全体に廻らせてやる。
生地をひとまとめにして捏ねてからも、最低20分の休息。
柔らかくなった頃で生地を2等分して、こね棒で伸ばしていく。
ここでパスタマシン登場。マシンのローラーにかかる薄さになったら、目盛り1から伸ばして麺帯にしていく。
前回よりは慣れた手つきで、等幅(?)の麺帯を作製。
この通り、直麺、ちぢれ麺も自由自在。
ところがこの後、麺の大量生産に入ったとたん、カッターから異音がして、以降カッターが空回りに!!
どうやら超低加水麺の堅さに、カッターが耐えられなかった模様。
そのため歯車とカッター軸の接合がゆるんでしまって、直ちにゴミ箱行きに、、、。
換えのカッターだけが販売されているので、直ぐ発注。折角なので、二郎用に太麺4mmサイズを選択。
と言うわけで、いつもの画像。低加水麺はコシがあり良い。噛むのにあごが疲れる。ブタは完全なパサブタになってしまい大失敗。
換えカッターが届いたら、一度普通のラーメンを作ってみよう。
「パスタマシンで麺道楽」 [食]
前回の家二郎で使用したパスタマシンは借り物であったが、本格的に麺が作製できるようなので新規購入へ。
幾つか種類が出ているが、主流は「Imperia製」と「Atlas製」。形もそっくりで、麺のばしローラーとカッターが付いたタイプ。ただ、付属の麺切りカッターがそれぞれ2mmと1.5mmで、Imperiaの方が家二郎に近い太麺が切れると言うことで、こちらに決定。
ネット販売安売り店を探したが、価格は日本で探したものの約半額の送料込み$50。かなりのお買い得感。
併せて、Amazon.co.jpにて「麺道楽」と言う麺打ち教本も入手。
これで今週末は、「家二郎 again!」
ラーメン直輸入 [食]
日本からラーメンセットを海外に発送してくれる店があるそうで、早速試してみることに。
商品カテゴリーを見ると、北から南まで、20店ほどの有名店が揃っており期待が持たれる。
今回はそのうち、家系吉村家、和歌山出井商店、京都天天有を選択。商品は2人前で600-700円と手頃。賞味期限も90日とまとめ買いも余裕。しかし、ラーメンはそれなりに重たい。重量に相関する航空便では送料もバカにならず、今回はラーメン代と送料が同額に、、、
商品は注文から一週間程度と迅速な到着。早速初回は「吉村家」を調理。
方法はごく普通の生ラーメンの調理法。スープの原液を入れたドンブリにお湯を注ぎ、茹でた麺をそこに投入し出来上がり。
スープの香りはまずまず。
しかし、麺、スープとも「吉村家」とは全くの別物。かなりへこんでしまった、、、、。
その他のラーメンも含めて、製造元を確認してみると、いずれも同じ食品会社の製品。どうやらパッケージなどのライセンスだけ買い受け、ラーメン屋側は味にほとんどタッチしていない様子。これでは他2種も期待度は低い。
この味では、たまにコンビニで見かける有名ラーメン店のカップ麺の方が数段ましである。
徳島からの土産物 [食]
2008年1月12日
徳島からお客様がやってきて、いただいたお土産。
徳島で知らない人はいない、金長(きんちょう)まんじゅう。
中にチョコレートが入っているまんじゅうが看板商品なのに、それはあまり好きではない、、、。
しかし、割ってみるとそれとは違う種類のようだ。銘菓「ひよこ」を横長にした感じで、とても美味しかった。Mさん、ありがとうございました。
ラーメン二郎Boston店〜家二郎プロトコール [食]
2008年2月2日
野澤家がBostonにやってきたと同時に、研究者交流会で知り合うことが出来、その後もYankees戦にご招待頂くなど、公私にわたりお世話になったF先生ご夫妻が日本に帰られるという。
そこで、ラーメン二郎Boston店にて壮行会を開催することに。
昨年話題になったミシュランガイドBoston版に掲載されるかと密かに期待していたが、願いがかなわなかった悔しさから、ラーメン二郎Boston店のプロトコールを公開する。
材料
豚骨、豚バラ、豚肩、豚アブラ、ニンニク、モヤシ、キャベツ、ニンジン、タマネギ、ネギ、オーション、かんすい、うすくち醤油、ショウガ、ほんてり、酒
〜まずはスープ。
買い集めた豚骨の血抜きとあく取りである。豚骨すべてを鍋に投入し、冷水から中火で炊いていく。豚骨量の目安は、目的とするスープ量の半分以上。このステップについては、各店舗ではスープに生肉や生豚骨を直接入れていることが目撃されていることから、あく取りは不要、との説もあるが、実際出るアクの量を目の当たりにしてしまうと、それを取り除かないではいられなくなるため、あえて導入。
アクががほどほど出たところで豚骨を取り出し、スープ用に水を注入し強火で沸点まで。
同時にニンニクを皮をむいて2房ほどとキャベツの芯を入れ、ブタの臭み取りに。
貴重なアブラ源、ブタアブラも投与。
このまま極弱火で24時間ほど放置。時々沈んだ豚骨をかき回す。
豚骨と時間差でネギ、キャベツ、ニンジン、タマネギを投入。さらに12時間放置。ニンニクも2房追加。
〜この間に麺を作製。
ラーメン二郎本店での使用が確認されている小麦粉「オーション」ブランドを日本から取り寄せ。
オーション500g、かんすい(Na2CO3+K2CO3)を1:1を5g溶解した水180g
丁寧に水回しした後、2つに分けてボール状にかためる。30分ほど水が行き届くまで放置。
塊一つずつをコネ棒で伸ばしていく。
50cmX20cmくらいにまとまったら、それを包丁で1/4にして、今回初出場の「パスタマシン」にかけていく。今回は友人にお借りした物で、イタリアIMPERIA製。
まず厚さダイヤル1→3→5とローラーでのばしていき、ふたつに折りたたんで、再度ダイヤル1から。これを3,4回繰り返し、麺にコシを与えていく。
適度な幅にまとまったら、麺切り。極太麺が売りのラーメン二郎であるが、残念ながら本パスタマシンにはそれに適当なカッターが付いていない。やむなく今回だけは細麺二郎である。
麺完成。半日くらい寝かせるとベスト。
〜次いでカエシの作製。
今回カエシを大きく変更。従来Boston店では、刺身醤油やダシ醤油などを好んで使っていたが、年末のラーメン二郎本店偵察時に、実はカエシの色が非常に薄いことに気が付いた。カネシ醤油が使われていることは公知であるが、一般に入手不可能なので、今回は、「うすくち醤油」で代用してみることに。
うすくち醤油:ほんてり:酒=2:1:0.2 で弱火で加熱していく。沸点近くで刻んだニンニクおよびショウガを添加。約15分程度煮込む。
この後煮込んだブタに味付けにも使用し、カエシ完成。
〜再びスープ。
目標完成時刻の2,3時間前を目処にブタをスープに投入していく。今回はバラとカタ肉。カタ肉は崩れないように凧糸でしっかり縛っておく。この間スープは沸騰するかしないかの極弱火を持続。
臭み取りでネギ投与。
取り出したら、速やかにカエシに30分程度付けて、しっかり味付け。同時にすでに投入してある野菜系(キャベツの芯、ニンジン、タマネギ、ネギなど)の残骸を取り出す。
スープ完成。
ブタ完成。
〜盛りつけ、ニンニク入れますか?
モヤシ、キャベツを沸騰水に。約5分。
ドンブリにはカエシ50mLとグルエース1gを投入し、浮遊したアブラをざるで濾過したスープを注ぐ。
麺はたっぷりの量のお湯に約5分。
ヤサイ、ブタ、ニンニクを盛りつけて、ラーメン二郎Boston店完成。
〜反省点
年末にラーメン二郎各店偵察のために日本に行ったお陰で、幾つかの改良点を見いだすことが出来、今回それらを反映させてみた。
カエシをうすくち醤油に変更したため、スープがマイルドになると同時に、見かけ上は微乳化スープに近づけることが出来た。
初の本格麺仕込みであったが、実は、今回1回失敗している。低加水で知られるラーメン二郎であるため、極限まで水を少なくしたところ(オーション500g+水165g)麺ののばしまでは何とか辿り着いたものの、麺切り段階で麺がボロボロ切れてしまい、大失敗。水180gでうまくいった。ただ、もう少し水を少なくできるかも知れない(水170-175g)。
麺自体はモチモチ麺と言った感じで悪くはないが、二郎独特のシコシコとしたコシが得られなかった。加水率と関係するかも知れない。
太麺が切れるパスタマシンを購入しよう。
ケンズラーメン〜定点観測 [食]
2008年1月26日
今回は「特製塩バターラーメン」$10。
ラーメン一杯1000円以上は、ちと高い。ここの塩ラーメンは、それっぽくないスープの色。味もこってり系の塩味。それでもバターが入れば何とかなるというレベル。
麺はスープの味にかかわらずおなじみの麺。ぜひ硬麺対応して頂きたい。チャーシューは薄っぺらなので当然のごとく柔らかい。スープに漬けて食べるとなお良し。揚げニンニクは香ばしく、塩味と良くあっている。もう少したくさん入れて欲しい。
ほとんど味にブレは無く、いつものケンズラーメンであった。
一時帰国〜ラーメン店巡り [食]
2007年12月25日
Chicagoから16時間以上、予想外の疲労も抜けきらないまま、待望のラーメン二郎「三田本店」へ巡礼。Bostonで2回目の冬を迎えていると、寒さに強くなったのか、東京の冬が暖かく感じる。
そんな早朝から本店の行列に加わる。この日はおやじさんの通勤バイクが途中で故障したことで、珍しく約40分遅れての開店。開店後も券売機が故障するなど、トラブルが多い朝一番。
しかし、出てきたラーメンはスープ、麺、ブタと絶好調。とてもラーメン二郎Boston店には太刀打ちできない高品質。以前のレギュラーサイズであった小ブタラーメンだが、胃が小さくなったのか、かなりきつい一杯であった。
小ブタラーメン、ヤサイニンニク。
三田本店の濃厚スープが胃に残ったまま、マルジから富士丸へと店名を変更した後の「神谷本店」へ。家族で行ける数少ない二郎系ラーメン店。
惜しくもファーストロットは逃したものの、4人でテーブル席へ。量的には「麺少なめ」。店名が変更になっても味は変わらず。ショウガの効いた濃いめの独特なスープとくたくたヤサイ。硬めで小麦密度の高い麺。これぞマルジ、、、いや富士丸。
ラーメン麺少なめ。ヤサイ生卵。
アブラ系のラーメンが続いたので、ここでつけ麺の名店「丸永」へ。一年前より人気店へと変貌した様子で、2時過ぎに訪問するもなんと行列が発生している。麺は独特のツルシコ麺、濃すぎないマイルドなつけ汁と、相変わらずの満足度。ただ、つけ汁に入っている刻みチャーシューの量が減ったか?
つけ麺大盛り。
続いてかつてのホーム、ラーメン二郎「ひばりが丘店」へ。驚くべきことに、ここのスープが濃厚こってりとろとろスープに豹変。野猿街道店2を思わせるが、濃いという訳ではなので、スープをゴクゴク飲めてしまう。麺はやや細めへと変わったか。ヤサイはキャベツ率が高く、硬めで良し。ブタは端ブタが含まれたためか、4切れほどと大サービス(ヤサイに埋もれて見えないのが残念)。店主の気合いも十分。
小ラーメン、ヤサイニンニク。
二郎系最後の訪問は、目黒店と迷いに迷った「神田神保町店」。日程が詰まっていたため、開店時間が11時と、目黒店より一時間早く始まるところがポイントとなった。開店45分前の到着で幸い10番手くらいのセカンドロット。そしてさすがに安定した神保町のうまさ。店主の作業がよく見える席に座ったが、ひとつひとつが丁寧なのが良く解る。盛り付けを見て、麺やヤサイの量に圧倒されてしまったが、二郎系も4杯目となり胃が慣れてきたのか、余裕の一杯であった。
小ラーメンニンニク、生卵
帰りには行列は靖国通りまで届く勢いで30−40mに伸びていた。
まだまだ続くラーメン店巡り。ここは抑えておきたかった定番ラーメン「天下一品、宇大前店」。独特のこってり濃厚スープに満足。しかし麺は、、、、。持ち帰りラーメンを購入してBostonで味わう予定であったが、日持ちがしないことが判明し断念。
ラーメン大こってり
池袋で飲んだ後は、「えるびす」に立ち寄り掛けながら何とかこらえて、「一蘭、池袋店」へ。夜8時のゴールデンタイムながらガラガラの店内。注文用紙に、濃いめ、こってり、ニンニク半片、白ネギ、チャーシュー入り、唐辛子少々、超かた麺、といつものように記入し、出来上がりを待つ。ひと口目のスープが良い。これが一蘭のとんこつスープである。しかしアブラ多めにしたために後半飽きが来る。麺は超かた麺のはずが、それを感じさせない、改良の余地大ありの粉っぽい麺。
ラーメン
そしてラーメン店ツアー締めは「一品香、今宮店」。当初の予定では、この日はラーメン二郎の新規店、栃木街道店を満を持して訪問するはずが、何と1月7日までの長期正月休み。ところがラーメン二郎とは正反対の系列のこの一品香のラーメンも侮れない。正月休み明け初日の開店前30分前に6人で到着すると、何と先頭に!と言うことは、今年最初の客ということか。開店と同時に、行列していた客が店内になだれ込むが、注文したラーメンはしっかりと最初に提供されてきた。
醤油味のスープの表面には液状アブラが浮かぶが、実はあっさり系。手打ち麺はばらばらの太さながら、ゆで加減は絶妙のもちもち麺。上にのる上品な自家製メンマとチャーシューも申し分なし。
手打ちチャーシューメン
このように、ラーメン店巡りも一瞬にして終焉を迎えてしまった。悔しいので帰りのスーツケースには、コンビニで見つけた新発売らしいカップ麺を3個入れておいた。
肥後ばってんラーメン [食]
2007年11月18日
約一ヶ月ぶりに再度NewJerseyに。今回もミツワでたっぷり買い出しを果たしたものの、前回不発のラーメン山頭火には見向きもせず、一路「肥後ばってんラーメン」を目指した。
開店の11時30分の5分前に到着すると、すでに駐車場には車内待機をしている家族が。開店と同時に店内にはいると、テーブル席8-9にカウンター席となかなか広い作り。豊富な日本語メニューに一安心してしまうのはいつものこと。
ラーメンは基本的に、味噌、醤油、肥後ばってん(博多ラーメン風)の3つ。サイドに餃子やチャーハンがあることに加えて、チキン照り焼きやショウガ焼き、ドンブリ物の定食系も充実している。
家族で程良く3種のラーメンと半チャーハンのセットを選択し、出来上がりを待つ。
開店直後であるためか、25分ほどとやや長めの調理時間後、やってきた味噌ラーメンセットがこちら。
早速味噌スープをすすると、数日前にPorterのサッポロラーメンを食べたせいか、こちらのスープの濃厚さを実感できた。舌にやや味噌のざらざら感を感じることが出来る。動物系のスープの重厚感の中に、味噌の甘みもわずかに伝わる。危うくスープ完飲してしまうところであった。
麺はかなりの太麺の縮れ麺。ただの太麺ではなく、しっかりとしたコシを実感できる。濃いめのスープとの絡みも良く、まさに味噌ラーメンの見本と言った感じ。この太麺の茹で時間のために、長目の待ち時間であったのかも知れない。
特筆すべきはチャーハン。天下一品のチャーハンを思わせるしっとり系のもので、ラーメン屋のサイドメニューとしては、レベルが高い。実際、子供達はのびていくラーメンを横に置き、こちらのチャーハンに集中していた様子。
NewJerseyでは、ミツワ→肥後ばってんラーメン→韓国焼き肉So Moon Nan Jip(未報告)で決定!
釜玉うどん〜本物編 [食]
2007年11月16日
ついに「うどん工房」から生麺を取り寄せ、本物の釜玉うどんを作成。
打ち粉の比較的多く付けられた麺を沸騰したたっぷりのお湯に入れ、麺の茹で時間は18-20分とやや長め。いつもの冷凍讃岐うどんの、デンプン質から来るうどん表面のわざとらしいぬめり感や麺をかみ切るときの均一な歯触りとは明らかに異なる、しなやかなコシと弾力を味わうことが出来る。
この出来たてのうどんを、生卵を割って、添付の薄口醤油を垂らしたドンブリに投入すると、卵はたちまち半熟に変化し、うどんに絡む。
これをうどんが熱いうちに一気に食べると、あの徳島中常三島の店内の情景が脳裏に浮かんでくる。
次回は、「釜揚げ」も試してみたい。
ラーメン二郎栃木街道店開店準備 [食]
2007年11月2日
Bostonとは全く関係の話題であるが、野澤家のこよなく愛する「ラーメン二郎」が、11月25日(日)、野澤家夫の生家である栃木に新規店を開店するという!
これは正に年末最大のイベントである。
ラーメン二郎と言えば、東京都三田に本店を構え、東京都を中心に神奈川や千葉の一部に支店を展開している。このラーメン二郎が、ポスターにもあるように、埼玉県を一気に超え、栃木にやってくる。
現存する二郎としては、29店目。
毎日行列が絶えず、量が半端でなく多く、一度はまるとその禁断症状に耐えきれず、週に2度3度と通わなくてはならなくなる、あのラーメン二郎である。
栃木街道店新店主は、八王子野猿街道店や新小金井街道店など、評判の良い店で修行を積んでいるため、その味にも期待がかかっている。
早速、妹夫婦に偵察を依頼。当然普通のラーメン屋ではないので、注意事項として7原則を明示しておいた。
1、子連れは厳しいので、親に預けていくこと。
2、ラーメンの量が多いので、注文は「小ラーメン」か「小ブタラーメン」までに。
3,行列覚悟。
4,ラーメンを出される直前に「ニンニク入れますか?」と聞かれるはず。初心者の場合「お願いします」とだけ答える。
5,ラーメンが出されたら、持参したカメラで2,3ショット。
6,その後は、行列に迷惑をかけないように、必死で食べることに集中。
7,食べ終わったら、ドンブリをカウンターに上げて、布巾でテーブルを拭き、「ごちそうさま」と店を後にする。
写真は2006年9月6日、三田本店にて。